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東武鉄道 50090系 [TJライナー]・[川越特急]

東武鉄道

2008年6月14日のダイヤ改正で設定された「TJライナー」用の車両として、既存の50000系シリーズから改良された50090系。10両編成×6本の60両が在籍し、現在「TJライナー」「川越特急」で使用されるほか、東武東上線の普通列車などの種別にも充てられマルチに活躍しています。
そんな東武50090系をご紹介いたします。

外観

川越特急で運用される50090系

日立製「A-Train」をベースとしたダブルスキン構造を採用したアルミニウム合金でできた車両。
50090系には「TJライナー」での運用や「L/Cカー」のための区別も兼ねて青色のラインが前面・側面に入っています。

50090系のうち2番編成は、「池袋・川越アートトレイン」として2019年2月よりラッピングが施されています。
なお、このラッピングは、2022年8月27日で終了するとか。

車外行先表示機

車外行先表示機は50070系同様、フルカラー式LED表示器が採用されていますが、「TJライナー」「川越特急」運用時は、種別・号車表示と行先が交互に表示されます。

車内

車内は「ロングシート」「クロスシート」と関東の鉄道事業者で始めて「L/Cカー」を採用。

クロスシート

「TJライナー」・「川越特急」運用時とその送り込みとなる運用では「クロスシート」で運用されます。

座席は、ドア間2人掛けの3列です。

座席背面には、チケットホルダーやドリンクホルダーなどはなく、ちょっと寂しい印象。

ロングシート

ロングシート運用時は、ドア間6人掛けとなります。

クロスシート・ロングシート 共通事項

車端部にある優先座席は回転せず、ロングシート・クロスシート時ともに3人掛けで、肘置きがあり仕切られています。

荷棚部には、座席番号が表記されたプレートがあります。
ちょっと見ずらいような気もしますね…。

荷棚部には立ち上がった時に頭をぶつけても大丈夫なように緩衝材が貼られています。

運転台

運転台との仕切り部上部にもLED式の車内情報表示が設置され、クロスシート運用時でも視認性が考慮されています。

運転台は、T字型ワンハンドルマスコンが採用されています。

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