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東武鉄道 634型 スカイツリートレイン

東武鉄道

東京スカイツリー開業に伴う観光列車として、従来より運用されていた6050系を改造したうえ、2012年10月27日より運行を開始。以降、特急「スカイツリートレイン」として運行を開始。現在では定期運用はなく、臨時列車や団体列車として活躍中の同車をご紹介いたします。

スカイツリートレインとは

展望型車両「634型」の愛称に「スカイツリートレイン」と名付けられ、「東武沿線からスカイツリーへ」、「スカイツリーから日光・鬼怒川へ」をコンセプトに、従来の6050系から改造され展望車634型として2012年10月27日に初運行を開始。その後特急「スカイツリートレイン」として定期運行を開始するも2017年4月16日をもって定期運行から撤退。現在は団体専用列車や臨時列車で運行されています。

外観

種車の6050系の前面はそのままですが、塗色が大きく変えられています。

基本的には、2両×2本を繋いだ4両編成で運行されています。
サボ部分には号車表示を差し込んで変更することもできるように。

展望車への改造がゆえ、車両中央部には天井まで広がる窓が設置されています。

左側の634-11編成は「青空」をイメージ、右側の634-12編成は「朝焼け」をイメージした水玉模様と東京スカイツリーのデザインになっています。

車内

634-11編成は青系モケット・634-12編成は赤系モケットで統一されています。

編成中、1号車と3号車(鬼怒川温泉方先頭車)は、1+2列リクライニングシート。2号車と4号車(浅草方先頭車)は、リクライニングシートとベンチシートが並んでいます。

リクライニング角度は微妙ながらもリクライニングが無いよりあるほうが快適なのは間違いありません。
また、肘置き内にテーブルがあります。

出入口付近には、車内販売等が行えるサービスカウンターと、向かい側に車いす対応多機能トイレが設置。

サービスコーナーは小さいながらも冷蔵庫も設置されています。

車いす対応多機能トイレは非常にきれいで清潔感あふれる空間に。
おむつ交換台も設置されています。

多機能トイレの脇には、洗面台も設置されています。

車両先頭部には、荷物置場とかぶりつきシートも設置。

その他のんびりと寛げるベンチシートもあります。

客室前方と後方に、パッとビジョンのLCDが取り付けられています。

運転台

運転台は種車時代の6050系と変わらないようです。

その他

天井まで広がる窓からは東京スカイツリーを望むこともできます。

「スカイツリートレイン」は団体専用列車のほか、臨時列車でも運用

「スカイツリートレイン」は現在、団体専用列車での運行のほか、不定期で臨時列車でも使用されています。

なお、2023年3月22・23・25~4月2日は、浅草→とうきょうスカイツリー間で「隅田川橋りょう サクラトレイン」が運行されています。
浅草→とうきょうスカイツリーの片道運行のみで、浅草駅は11:35,13:35,14:15,16:35発です。

東武 隅田川橋りょう サクラトレイン 運転(2023年3月22日) – 鉄道コム (tetsudo.com)

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