高知県で行われていた「志国高知 幕末維新博」にあわせ、2017年9月23日より2019年11月30日まで運行されていた「志国高知 幕末維新号」の紹介等です。
※現在、この列車の定期運行は終了し、時折団体臨時列車にて運行されています。参考程度にご覧ください。
この車両は、2020年10月10日より装いを新たにし、「藍よしのがわトロッコ」として運転が決定しました!
詳しくはこちら(PDFリンク)よりご覧ください。
下記には、この「志国高知 幕末維新号」のラストランに乗車したときの記事がありますので、ぜひご覧ください。
外観
前側2両「キハ32-501」と「キハ185-20」により運転されていたものの、秋季は落ち葉等により空転、坂道が登れないこともあり晩年は「キハ185-1018」が連結された3両編成で運転。ただし、3号車の「キハ185-1018」は、車内販売の準備・ガイドの控車として利用し、一般には乗車できないようになっていました。(※過去には3号車も団体に売り出したこともあり)
高知にゆかりのある人物がでかでかとラッピングされたこの車両。運行区間の高知~窪川間はゆかりのある地を通るとして、「志国高知 幕末維新号」が運転されました。
なお、12~3月中旬の冬季期間は運転なし。
1号車:キクハ32-501 トロッコ車両
トロッコ車両には、高知ゆかりの坂本龍馬をはじめ、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、ジョン万次郎、吉村虎太郎、武市半平太の銅像のイラストが。
よく見ると、元のラッピングのロゴが浮き出ているのも改造車らしい特徴。
2号車:キハ185-20 トロッコ車両控車
2号車の「キハ185-20」は、主に「幕末維新号」に対するラッピングで坂本龍馬以外の志士たちの姿はありません。
車内・トイレ等設備
1号車:キクハ32-501 トロッコ車両
2号車:キハ185-20 トロッコ車両控車
お手洗い
いまどき珍しくなりつつある、和式便所です。
高知県は「おもてなし」でも有名なのはご存じかと思いますが、トイレットペーパーでおもてなしをするというのもなかなか粋な計らい。
高知県にある製紙業者のものを使用しているそうで、非常に肌触りがいいものです。
洗面所。蛇口をひねるとお水が出てきます。本当にひねるという表現があっている車両です。
座席表
特徴的なのは、1号車1番の席。
トロッコでは1番だけ5席ありますが、、、どうやって発売されたんですかね。。。(笑)
その他
以上、「志国高知 幕末維新号」の車両紹介、ご覧いただきましてありがとうございました。