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近畿日本鉄道(近鉄) 観光特急「しまかぜ」 50000系

近畿日本鉄道

近畿日本鉄道(近鉄)が、2013年3月21日より運転を開始した50000系観光特急「しまかぜ」。志摩に吹く風の爽やかさと、車内で過ごす時間の心地よさから名付けられた「しまかぜ」は、デビュー当時から外観の大胆さもあり瞬く間に人気に。当初2編成のみの製造したものの、追加で1編成増備され現在は、3編成で運用中の「しまかぜ」をご紹介します。

2021年8月19日に記事一部更新。
第3編成の「和風個室」の写真を追加しました。

外観

「しまかぜ」は志摩に吹く風の爽やかさ、、そんなイメージもありロゴマークも爽やかさを感じさせるものに。

車外LED表示器は3色タイプが採用されています、、が、シャッタースピードをかなり落とさないと写りません(SS1/20にて撮影)

車内・プレミアムシート車両 1・2・5・6号車

1・6号車 ハイデッカー車両

デッキ・乗降口からは階段を上がりハイデッカー構造となっている先頭車両。

最前列の座席前、運転席との仕切り部はガラス張りとなっており、景色をダイナミックに楽しむことが出来ます。


車内案内表示装置は、24ドットタイプの3色LEDが装備。他の近鉄特急(22600系や23000系など)と同じものですね。

1・6号車デッキ部分には、大型のロッカーがあります。ハイデッカー車両は荷棚から天井が低く、かつ奥行きもなくなるために装備されているようです。

2・5号車 平屋車両

ハイデッカー車両とあまり変わらないかも知れませんが、、平屋の分、少し天井が高いようにも感じますね。

2・5号車の車内案内表示はLCD式で、22インチのものが装備されています。
表示内容や雰囲気から「アーバンライナー」の系統と同じような形式ですね。
ちなみに、「しまかぜ」の絵が動いたりもします。

プレミアムシート車両・座席

プレミアムシートには、本革が使用されており、レッグレストも装備。ただし足置きはありません。
さらには、エアクッションやマッサージ機能なども装備されており、他の鉄道車両にはない設備が備え付けられています。
リクライニングは電動で、手元のスイッチで操作します。
前の座席との間隔(シートピッチ)は、1,250mmとJRグリーン車以上の快適さ。

2人掛けのアームレスト足元付近にはコンセントも装備されています。

枕は上下に移動させることもでき、枕カバーも専用品が使用されています。

日射しを浴びると、、ちょっと眩しいです。

カーテンは電動式で、完全に真下までは降りません。

座席番号表示部には、特急券の発売状況を知らせるランプも装備されています。

車内・グループ専用車両 4号車(名古屋発着3号車)

グループ専用車両は、大阪・京都発着編成が4号車、名古屋発着編成が3号車にあり、車両中央の出入り口を挟んで賢島側に「個室」、、大阪難波・京都・近鉄名古屋側に「サロン」が用意されています。

サロン席

「サロン席」には各ボックス6名定員で、4名より発売が可能となっています。

通路側が海側、座席側が山側とちょっともったいないような気もしますが、、、

山側に大きな窓と座席を配置されています。
ちなみに、テーブルにはドリンク等が転倒しないように窪みがつけられてはいません。

頭上には荷棚も用意されています。
車内案内表示装置は16ドット3色LED表示が設けられていますが、、あまり見る人はいない…かも知れないですね。

サロン席にも、AC100V電源コンセントが装備されていますが、、最大0.6Aまでと貧相ですね。。。
2口しかないので、、、うまくシェアするしかないです。

洋風個室

洋風個室は編成中1室のみ。海側に座席があります。

テーブル上には、「しまかぜ」の車内販売メニューやアテンダントを呼ぶボタンも。

和風個室

和風個室は第1・第2編成と第3編成で内装が異なり、第3編成はより「和」を意識した個室に仕上がっています。

「しまかぜ」第1編成・第2編成の和風個室
「しまかぜ」第3編成の和風個室

靴を脱いで上がる「和風個室」も同じ車両、洋風個室のすぐ隣に設定されています。
座席は掘りごたつ式で、快適に過ごすことができます。
また、洋風個室同様、アテンダントを呼ぶボタンもあり、販売カウンターまで行かなくとも商品を購入できるようになっています。

和風個室内は土足厳禁。「くつを脱ぐ」ことでよりリラックスした旅を楽しめます。
ただし、お手洗いや販売カウンターへ出向くときは靴を履く必要があるのでスリッパがあればより良いのかな…とも思ったりもします。

通路側には定員4人分のコート掛けが備わっています。

個室内の奥にはゴミ箱も。雰囲気はホテルの客室そのものと言っても過言ではないかも知れませんね。

洋風個室・和風個室 共通事項

個室内には、19インチの液晶テレビ(Panasonic製)が装備されており、手元や壁面(下記写真参照)に埋め込まれている操作パネルを使って操作します。

洋風個室の操作パネル
和風個室の操作パネル

操作パネルはタッチ式ですが、液晶テレビはタッチできない…ちょっと惜しい仕様でもあります。

シャープのプラズマクラスター付き空気清浄機が設置されていました。電車内に家庭用の空気清浄機があるのは、、ちょっと驚きです。(笑)

洋風個室には空気清浄機の横に、和風個室はテレビ操作パネル・テーブルの下にAC100V電源コンセントが備わっています。

「洋風個室」「和風個室」ともに、室内には、16ドットLED式案内表示装置が設けられています。

空調やライトを調節するためのスイッチのほか、緊急時の車内非常通報ボタンも設置されています。

通路には、販売状況を示すランプも設置されています。
緑→大人、橙→小児、青→空席の表示かと思われます。

カフェ 3号車(名古屋発着4号車)

編成中、3号車(名古屋発着編成は4号車)に位置する「カフェ」は、ダブルデッカー構造になっており、1階(階下席)・2階(階上席)ともカフェ室になっている。山側には階段を通らず通路になっているほか、1階は賢島側の片方向のみの階段の設置となっている。

通路側にもガラスがあり景色を楽しんだり採光することによって車内に明るさを取り入れているようです。

カフェのある3号車(名古屋発着編成は4号車)の他の車両との仕切り扉部には、24ドットLED式車内案内表示装置が装備されていますが、、、この位置で見る人はほとんどいないようにも。。。

カフェがすぐそばにあるためなのか、先ほどの仕切り扉近くに手洗い場もありました。

カフェ席(2階)

13席設置されたカフェ席では、海側を向いており、景色を楽しみながら食事やお茶をすることができます。
テーブルには呼びボタンもあるので、アテンダントを呼ぶ際や注文をする際は、席に座ったまま呼ぶことができます。

このときは、大阪難波・名古屋・京都側の階段は閉鎖されており、売店がある側の階段を利用するようになっていました。

カフェ席(1階)


カフェ席1階(階下席)は、わずか6席のみの設置と非常にコンパクトな空間。カフェのなかでも静かで個室風を楽しむことができます。6席といいつつ、新型コロナウイルスの影響でいまは席を間引いているような気配も。
奥には、モニターが設置されており、これまた操作パネルでいろいろと操作できるようなんですが、このときは「前面展望」の映像が流れていました。

カフェ出入口との仕切り扉近くには、荷棚と16ドットのLED式車内案内表示装置が備え付けられています。

喫煙室 4号車(名古屋発着編成は3号車)

こじんまりとしていますが、近鉄特急では健在の「喫煙室」は、4号車(名古屋発着編成は3号車)に用意されています。
なお、地下区間(大阪難波~大阪鶴橋間、近鉄名古屋駅停車中は使用不可)

パウダールーム 2・4・5号車(名古屋発着編成は2・3・5号車)

さすがは、女性向けにも考えられた車両ということもあり、「パウダールーム」が一部の車両に装備されています。
カーテンを使用することで、外からの視界を遮断することができます。

化粧室 2・4・5号車(名古屋発着編成は2・3・5号車)

多機能トイレ 2号車・5号車

シンプルかつきれいな空間ですが、湾曲しているわけではなく、電動車いすご利用の方がそのまま利用できるかと言えば難しい、、微妙なサイズです。
近鉄特急では標準となった温水洗浄便座、ウォシュレットも装備されています。

トイレ 4号車(名古屋発着編成は3号車)

車いす対応ではない通常のトイレもあります。
こちらにも、温水洗浄便座「ウォシュレット」が装備されています。

トイレ内にも大きな洗面台が設置されており、使い勝手はいいと思います。

男性用トイレ 2・4・5号車(名古屋発着編成は2・3・5号車)

男性用小便器も用意されていますが、設置個所によって進行方向になるか逆になるか、、そんな違いもあったりします。

運転台

2ハンドルタイプの運転台です。乗客よりも視点が低いですが、視認性などはいいのでしょうか。。。

その他

4号車(名古屋発着編成は3号車)の喫煙室・個室等にはいまどの号車にいるのかを把握させるため(?)、に、号車表示が設けられています。

各座席付近には、このような冊子が用意されています。

「しまかぜ」の前面部を描写した絵が前面に打ち出されれおり、中身は「車内のご案内」と「しまかぜWi-Fiサービスご案内」。

主に、座席のご案内のほか、

「しまかぜWi-Fiサービス」の内容や閲覧方法なども記載されています。

車内販売メニュー

「車内ご案内」冊子のほかに、裏表で1枚の「車内販売メニューのご案内」の紙が。
3号車(名古屋発着編成は4号車)にあるカフェのみでの提供メニューのほか、ワゴンでの販売メニューなど多数あります。
ちなみに、生ビールも提供されます。嬉しいですね。

編成表

座席表

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