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JR北海道 くしろ湿原ノロッコ号 510系客車

JR北海道

北海道の道東地区にある「釧路湿原」。国立公園指定を機に1989年より運行を開始した観光列車。
老朽化などの理由により、2026年10月10日で引退が予定されています。
まもなく引退を迎える「くしろ湿原ノロッコ」号をご紹介いたします。

くしろ湿原ノロッコ号とは

1989年6月24日に運行を開始した「くしろ湿原ノロッコ」号。釧路湿原の国定公園指定を機に運行を開始し、以後車両を変えながら2026年まで運行されてきました。

釧路湿原をのんびりと走行しながら景色を楽しめる。春から秋にかけて、釧網線は釧路湿原に一部沿うように約1時間かけて走行し、釧網本線はの一部区間は車道からも離れており、蛇行する釧路川や野生動物との遭遇なども楽しめます。

後継の新しい観光列車の改造にあたり、腐食などがあり改造に時間を要していたことから、引退が2025年から2026年へと延期されることになりました。

外観

専用塗色のDE10 1660・1661のほか、不具合時には、原色のDE10が登板することも。

「富良野・美瑛ノロッコ号」と同様に、機関車と反対側の先頭車は運転台が設けられ、機関車を制御して運転されています。

車内

一般車

機関車のすぐ後ろ・1号車に連結されている「一般車」と呼ばれる「オハ510-1」。

改造は施されているものの、種車の50系客車の趣を多く残す車両で人気なんだとか。
以前は「自由席」で運行されていましたが、現在は「指定席」に。

訪れた当時、トイレは和式でした。

展望車

2~4号車は、「展望車」と呼ばれる、窓が大きく開けられる「トロッコ車両」。

座席は、木のベンチシートで、ボックスシートは6人掛け、ベンチシートは2人掛けです。

どちらの向きでも楽しめるよう、ベンチシートは腰当て部が動きますが、、、ボックスシートの方を凝視する形になるので…。

車端部のボックスシートは通路幅確保のため4人用ですが、基本的には発売されていません。

一部車端部にはフォトスポットも設けられています。

3号車のトイレは、車いす対応の洋式トイレが設置されています。

運転台

DE10形の総括制御用の運転台で、進行ノッチは13段あります。
また、ブレーキハンドルははめ込み式です。

その他車掌が扱うドアスイッチと、戸ジメ切換スイッチ。一部ホームのない箇所での扉扱いのためのスイッチも設けられています。

くしろ湿原ノロッコ号は2026年10月10日ラストラン

釧路~塘路・川湯温泉間で運行されてきた「くしろ湿原ノロッコ号」は、2026年10月10日にラストランを迎えます。
2026年10月9日は「ノロッコ川湯温泉号」として釧路~川湯温泉間を1往復、10月10日は「くしろ湿原ノロッコ2号」「くしろ湿原ノロッコ1号」として釧路~塘路間を1往復運転されます。