スポンサーリンク

【旅行記】 仙台プチ観光と「SL銀河」・「ポケモントレイン」に乗る2泊3日の乗り鉄旅(後編)

旅行記

青春18きっぷのシーズンに仙台へと足を運んで、仙台のプチ観光をした翌日、大移動をしながら観光列車の旅をしてきました。続きをご紹介いたします。

前回の仙台プチ観光のご様子はこちらよりご覧ください。

2日目:旅のスタートは仙台駅

青春18きっぷ利用者にとって、ロングラン列車は非常に便利…!ということで、東北本線の下りの始発列車となる、6:00発の一ノ関行きに乗車します。

仙台6:00→一ノ関7:31

車両は、701系。ロングシートでロングラン…ちょっと長いのは大変ですが、、、これも楽しみのためですし、いい思い出にもなる…かも知れません。

一ノ関駅で乗り換え

交通機関ではなかなか眠ることのできない筆者ですが、、、意外と寝たりとのんびり時間を過ごして1時間半ほどで一ノ関駅に到着。

一ノ関駅は、「ポケモントレイン気仙沼号」の発着もあるので、ピカチュウの姿も。

駅名標にもピカチュウがいます。

再びロングシートで北上します。

一ノ関からは再びロングシートで北へと向かいます。

一ノ関7:50→花巻8:39

車両はもちろん…701系ですが、先ほどの701系とは色が異なります。

途中、水沢駅では風鈴が鳴っていて、、、車内まで涼しい雰囲気に。

「SL銀河」の始発駅・花巻に到着です。

「SL銀河」に乗るべくやってきた「花巻駅」に到着です。

花巻駅には「ジパング」の乗車位置目標もまだ残存していました。

駅の先端部には、昔のまくら木式の信号機を模したものも設置されています。

到着したタイミングでは、釜石線は快速「はまゆり」のみの表示。

一旦、駅の待合室でちょっと休憩兼朝食を摂ったあと、ホームへと戻ると…

ご覧のように、「SL銀河」の表示が。
さらに、到着時刻は10:07頃と案内表示もされていました。

いよいよ「SL銀河」に乗車します。

盛岡から気動車先頭で回送されてやってきたPDCのキハ141系。機回しの必要がなくなり便利と言えば便利ですが、、、不思議な感じですよね。

車内は随所に改造が施され、観光列車らしい雰囲気に。

発車前に先頭へと向かいましたが、非常に混雑していました。

SL銀河の旅スタート

花巻10:36→釜石15:10

非常にロングランな「SL銀河」の旅がスタート。

さっそく営業開始していた車内販売で「遠野ビール」を購入。

左が「IPA」で右が「GOLDEN ALE」です。
全然色が違いますね。

記念乗車証が配られ裏面にスタンプを押すスペースがあったので押印。
素敵なデザインですね。

車内には、「銀河鉄道の夜」の精密複製原稿などもあります。

「SL銀河」について詳しくは上記よりご覧ください。

「SL銀河」のこう配区間

SL銀河の勾配区間では、気動車の客車がSLの後押しをする役目に。
なので、ブレーキハンドルが差し込まれていません。

SLすぐ後ろは乗務員室ですが、、、乗務員室越しに力強くけん引する「C58 239」が見れます。

時に沿道にお手振りをするシーンも。

遠野駅でしばらく停車

遠野駅では、12:12に到着して、13:31の発車まで1時間ちょっと停車します。

蒸気機関車C58 239は、一旦切り離しをして給水や点検作業を行います。

そんな作業の傍らで、盛岡行きの快速「はまゆり」が到着しました。

快速「はまゆり」に充てられていたキハ110のキハ111-1。ぞろ目ですね。

遠野駅には、「DL+PDC」の停止位置目標も設置されていました。

切り離されてポツんとたたずむ客車ことPDCのキハ141系。

この停車時間を利用して、遠野界隈の観光をすることもできます。

筆者は、車内で頂いたクーポンを使って「SL銀河」ヘッドマークキーホルダーを購入。

さらに、前もって仕込んでおいた「SL銀河弁当」を揺れない静かな車内で頂きます。

お弁当はこんな感じ。

下側、炊き込みご飯の上に「ウニ」と「金婚漬」が載っていて、
上側には、おかずとして「しゃけ」や「ホタテ」、「パーナ貝」、「魚肉焼売」が入っていました。

ごはんを食べ終え、ちょっとのんびりしていると、、、「SL銀河」のけん引機関車・C58 239が連結されていました。

そしてほどなくして、プラネタリウム鑑賞の時間に。
整理券の時間次第で遠野駅停車中の時間になることもあります。

「SL銀河」プラネタリウム

プラネタリウムは約10分ほどの鑑賞。宮沢賢治の著書「銀河鉄道の夜」に合わせた内容でした。

遠野駅を発車。あっという間に釜石へ

プラネタリウム鑑賞中に遠野を発車。あっという間に釜石へと向かいます。

時期もよく向日葵が見えたりもする沿線。

途中、「陸中大橋駅」付近では、勾配を上り下りするためにぐるっと敷かれた線路を望むことも。

長いようであっという間だった「SL銀河」の旅。

終点の釜石駅に到着。長いようであっという間の「SL銀河」の旅でした。
機関車は切り離されて留置線から転車台へ。客車となっている気動車も自走して留置線へと入っていきました。

三陸鉄道に乗り換え

釜石からは三陸鉄道に乗り換えて、今日の目的地へと向かいます。

釜石15:46→盛16:35

写真は盛駅にて撮影。
釜石駅からは「三陸鉄道リアス線」に乗り、盛へと向かいます。

途中海沿いの景色もありましたが、、、寝ちゃってました。。。。盛駅に到着。

JRの駅舎と横並びの「盛駅」

BRT化された区間に乗り継ぎ

盛16:56→気仙沼18:20

かたや線路と思いきや道路とこ線橋など、、、違和感しかない大船渡線BRTのりばから、BRTに乗り込みます。

この日は、大船渡で祭りがあったため、多くの乗客でにぎわっていました。。
こういうときこそ、鉄道の真価を発揮する…気がしますが、普段は空気輸送に近い状態…だったらBRT化も避けれないんでしょうか。

途中の「陸前高田」と「奇跡の一本松」。
震災からの復興で、いまや爪痕が残されているのはこういったところのみで少しづつ復興しているようですが、、、こういった景色を見るともどかしくなりますね…。

BRTで長距離移動は酔う可能性も…

「気仙沼駅」に到着しました。
盛から約1時間30分ほど路線バス(BRT)に揺られていましたが、、、正直酔いました。。。
難しいところですが、やはりBRTではなく鉄路でのほうが個人的には良かったのかなぁとは思いますが、市街地を経由したり柔軟な運行ができるのがBRTの強みでもありますし、、、。
(ただ、筆者はもう乗りたくない…と思いました。)

気仙沼駅ではポケモンたちがお出迎えしてくれました。

宿泊するホテルへと向かい、2日目を終え…3日目へと続きます。

v

めちゃくちゃ安く1泊2食付きで泊まれましたが、、、クルマありきのホテルなのでクルマでない人はうまく移動するほうがいいかも…知れません。

3日目:撮り鉄をしてから気仙沼港周辺で昼食

3日目は「ポケモントレイン気仙沼」号の乗車のみですが、、、復路に乗車するので往路便の撮影をしてから、気仙沼港で昼食。

お昼はランチ、夜は居酒屋というスタイルで営業をしていますが、おしゃれな外観に惹かれました。

気仙沼港まつりが実施されていて、、そのとき限定のメニューですが、、、
鰹や鮪の漬け丼のほか、定食やラーメンそばなどが提供されていました。

筆者は、鰹の漬け丼(1,480円)をチョイス。

基本高知でしか鰹は食べませんが、、ぷりっとした食感で美味しく頂けます。

煮つけもありボリュームたっぷり。

同行者さんは、気仙沼ラーメン(680円)をチョイス。

あっさりした味わいで美味しかったそうです。

気仙沼駅からこの日の目的の「ポケモントレイン」に乗車します。

ピカチュウが出迎えてくれます。

さらに、顔出しパネルも用意されています。

乗車前にBRTとの2ショット。この左側もレールだったんですかね…。

「ポケモントレイン気仙沼号」に使用される「POKÉMON With YOU トレイン」については上記よりご覧ください。

乗車をすると、黄色いTシャツを着たお姉さんから「おもいでノート」を頂きました。

中はスタンプを押すスペースになっていて、各停車駅でスタンプを押すことができます。

発車後に2号車にある「プレイルーム」の2部制案内の紙が渡され、筆者は第2部での案内に。
「第2部」の横に日付入りのスタンパーで押されていてこの紙だけでも思い出になりそうです。

途中折壁駅に到着。ここはスタンプの設置はありません…が、

ポケモンを模したものが飾られています。

あまり見ないフォントで書かれている「千厩駅」では、スタンプを押印。

ホームの構造からこのように撮影をすることも。

駅舎部にもこのような装飾がされています。

スタンプ台近くに気仙沼駅で見たピカチュウの背景が違うタイプが置かれていました。

続いて摺沢駅ですが、こちらも降車してスタンプを押印することができます。

摺沢駅は最後尾に構内踏切があり、このようなアングルで写真を撮影できます。

ホームの先端にはこちらもポケモンが飾られていました。

車内販売があることに驚きましたが、、、購入したバニラアイスクリームを頂きます。

あっという間に一ノ関駅に到着

「ポケモントレイン気仙沼」の終点、一ノ関駅に到着しました。観光列車などに乗っていると、ほんと時間の経過が早くてあっという間なんですよね…。

一ノ関駅から帰路につきます。

一ノ関から新幹線に乗って一気に帰路についてもいいのですが、青春18きっぷを利用している以上、在来線移動が多くなる方がお得になるので…

一ノ関16:39→小牛田17:26

この暑い夏にもかかわらず、乗車した701系で空調が入っておらず、乗客は皆滝汗状態。
そして、筆者をはじめ周囲の乗客が窓を開けると…心地よい風が入ってきました。
ワンマン運転で空調の管理までは大変かも知れませんが、、、もうちょっと気を遣ってほしかったですね…。
8月でいくら東北の夕方だからって空調無しは病人出ますって…。

小牛田17:31→仙台18:18

701系から701系に乗り換え…かと思いきや、奥にE721系が連結されており、6両編成。
E721系のボックスシートに揺られながら仙台へ。

仙台19:20→大宮21:19 やまびこ220号

仙台始発の各停タイプのやまびこ220号で帰路につきます。
こちらはE5系。えきねっとのトクだ値でグリーン車しか取れなかったので、グリーン車でのんびりと。。。

2泊3日のゆるい鉄旅でした。

ご紹介しました2泊3日のゆるい鉄旅は、「SL銀河」と「ポケモントレイン気仙沼」に乗車する…だけの行程でしたが、せっかく行くなら…とちょっといろいろ肉付けしたり美味しいグルメを頂いたりしました。

まだまだ猛威を振るう新型コロナウイルスですが、今後も感染症対策をしっかりと万全に行い次なる旅をしたいですね。

タイトルとURLをコピーしました