東京メトロ半蔵門線で活躍する18000系は、従来の8000系の置き換え用として、2021年8月7日より営業運転を開始。相互直通運転先の東急田園都市線と東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線へも足を運ぶ新型の18000系をご紹介します。
車外行先表示機
副都心線・有楽町線系統で活躍する17000系と同等タイプの車外行先表示機はフルカラーLED式で、駅ナンバリングも表示されています。
さらに直通先の路線と、号車表示もされます。
車内
袖仕切り部は透明のアクリル板にデザインされたもので、見通しが良くなることも考慮されているかと。
座席はドア間7人掛けのバケットシートを採用。2＋3＋2のスタンションポールもあります。
モケット柄は座面は車両の塗色そっくりな色で、背もたれ部は8000系や08系の色に似ています。
優先席では背もたれ部のモケット柄が変更されて区別されています。
ドア上には、LCD式の情報表示ディスプレイが2基装備されているほか、安全のための防犯カメラも1両につき(千鳥配置)4か所設置されています。
運転台
運転台との仕切り部は3枚のガラスがあり、地上区間での前面展望も考慮されているかのよう。
運転台はグラスコックピットが採用されているほか、将来のATO化を見据え、ATO出発のボタンも取り付けられています。
また、運用線区等の表示灯類は意外にも別で設けられています。
東京メトロ18000系 運用範囲
東京メトロ半蔵門線の18000系の運用範囲は以下のとおりです。
- 東京メトロ 半蔵門線 渋谷～押上
- 東急 田園都市線 渋谷～中央林間
- 東武 スカイツリーライン (伊勢崎線) 押上～久喜
- 東武 日光線 東武動物公園～南栗橋
