野岩鉄道・会津鬼怒川線への直通運転に備え、1985年にデビュー。座席指定制の快速急行や「尾瀬夜行」、「スノーパル」、「快速」・「区間快速」で浅草~東武日光・会津田島/会津高原尾瀬口間などに運用されていたが、現在は南栗橋以北の東武日光線・鬼怒川線・野岩鉄道線・会津鉄道線で使用されています。
現在、徐々に数を減らしつある東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道の6050系をご紹介します。
車外行先表示器
車内(後述します)にある方向幕よりもサイズ感は大きく感じますが…、時代を感じる車外の行先表示器が設置されています。
車内
ボックスシートとロングシートが広がるセミクロスシートの車内です。
ボックスシートには窓側に小さなテーブルのほか、
引き出して使えるテーブルもあり、レジャーにも使える設備が整っています。
頭上には座席番号が振られています。
優先座席のモケット柄の色は通常の席と色が変えられています。
運転台背後の仕切りには、ロングシートがあります。
ここにも座席番号が振られています。
以前、6050系を使用した3層建ての列車(浅草⇒東武日光・新藤原・会津田島)もあったこともあり、車内で誤乗防止のためか車内に方向幕が設置されています。
車内にはトイレも装備。和式ですが長距離を走るのでありがたい装備ですね。
その他、ゴミ箱も装備されています。
こちらも時代を感じるゴミ箱ですね。
東武日光線内は少しずつ置き換えが。
旧・日比谷線直通列車(20000系)の改造車が東武日光線と東武宇都宮線内で運用されており、僅かながら置き換えが進んでいます。
貴重なボックスシートに乗車するならば、下今市エリアで周遊してみてはいかがでしょうか。