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【酒呑みツアー】 風っこ奥久慈号のビールツアーに参加したらとんでもない量飲まされそうになった件

乗車記

2023年8月26日と27日に水郡線で運行された「風っこ奥久慈号」。小牛田所属のキハ48形が使用され、2両編成のうちの1両は「JR東日本びゅうツーリズム&セールス」による貸切・団体運行となり納涼ビールツアーに。
同僚に誘われて参加したらとんでもないことになりそうでしたのでご紹介いたします。

ツアー集合場所は「水戸駅」

乗車する「風っこ奥久慈号」の1時間ほど前からツアーは水戸駅改札すぐそばで受付。なんとここで同じ会社の人に遭遇。

2番線で「風っこ奥久慈号」の入線を待ちます。

この「風っこ奥久慈号」は、水戸発常陸大子の往復運行。

列車が入ってきて乗車すると…早速乾杯用のビールを頂きます。

朝の9時40分から乾杯用のビールがまずは提供されます。前の日に接待で12時半~21時半まで飲んでいた筆者にはめちゃくちゃきつい…。
ゆっくりゆっくり飲んでいきます。

のどかな景色広がる列車は奥久慈へ

水戸を離れると実った穂が収穫間近…といったところでしょうか。のんびりした景色が広がっています。

ここで今回引き換えるビールのご紹介

各座席毎に引換券が用意されており、

  • 常陸野ネストビール ホワイトエール
  • 常陸野ネストビール ラガー
  • 常陸野ネストビール セッションIPA
  • キリン スプリングバレー 豊潤
  • キリン スプリングバレー シルクエール

以上5種類を車内で好きなタイミングで引き換えることができます。

そのほか、受付時に「キリン 生茶」と「キリン 氷結 レモン」を頂いたほか、常陸大子駅で引き換えれる「しゃも弁当」「やみぞ森林のビール」もあります。

乾杯用のビールと氷結を含めると…計7種類のビールを楽しむ…めちゃくちゃに飲ませるエグいツアーでした。

途中の常陸大宮駅で15分ほど停車

立派なホーロー板がつけられた「常陸大宮駅」で15分ほど停車します。

せっかくなので反対側ホームへ回り撮影。

怪しい天気ではありましたが…晴れてよかったです。

今回は特製ヘッドマークではなかったようですが…このヘッドマークもゆるくていいですね。

ちゃんとサボも用意されていました。

列車は森を抜けて…

森を抜けて…

トンネルを抜けて…

まるで沈下橋のような橋を眺めて…時折キャンプ場からのお手振りが嬉しかったですね。

ここで「キリン スプリングバレー 豊潤」を頂きます。
どしっとした苦みもありつつも、飲みやすい爽快感…なかなか飲みやすいビールでした。

さらに、いくつもの橋を渡り…終点の「常陸大子駅」へ。

風っこで気になったのがこちら。1×4の木材を組み合わされており、ドアコックや点検口などはうまく切り取られています。

トンネルに入ると照明の優しい光に照らされます。

トロッコ列車っていまや数を減らしつつあるので…なかなか貴重な体験ですよね。

終点・常陸大子駅に到着

終点の常陸大子駅に到着。郡山方面は乗り換えです。

ここにもよさげなホーロー板が。

立派な駅舎の「常陸大子駅」。フォントがJR東日本の駅らしくないですよね。

常陸大子駅にロードバイク用駐輪場が設置されていました。なんかかわいいですし駅名板もあるのがいいですね。

団体専用に用意された休憩室で弁当引き換え

大子町文化福祉会館にあるホールのような場所で、「しゃも弁当」を引き換えます。

ここで配給された「しゃも弁当」と「やみぞ森林のビール」。ここで飲むためにも栓抜きが用意されていましたが、だったら…コップもつけてほしいところでした。

こちら「しゃも弁当」

大きく切られた軍鶏が豪快に入っており、

たれが染み出してごはんとの相性が抜群。めちゃくちゃおいしかったです。

ちなみに休憩室はこんな感じ。皆さん思い思いの時間を過ごしていましたが…爆睡している方も。
何かあったときに対応できるようJR東日本・水戸支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスの方がいましたが、見張られているようでちょっと気が抜けなかった…。

発車時間が近くなったので駅に戻ります。

「袋田の滝」への臨時バスも出ており、折り返し時間を利用して観光された方もちらほら。

ホームに入ると、折り返しとなる「風っこ奥久慈号」が出区のため点検を行っていました。

そこにキハE130の3両編成が到着。うち後ろ2両は常陸大子止まりで、先頭1両が郡山へ向かうそうです。

さきほどのキハE130の切り離された2両の入換後に、「風っこ奥久慈号」が入線。

わちゃわちゃしているさなかですが、、車内がこんな感じ。

ベンチのような座席ですが、背中に当てると…木目の塗料が染み出して…Tシャツが変色しちゃいました…。

ここでさらに、「ムコナ」というキャラクターが車内を通ってご挨拶。

車外には大子町のゆるキャラもいました。

発車前には2つのゆるキャラが並んでお見送り。そして駅長や大子町の方々によってお見送り。

復路の「風っこ奥久慈号」に乗って常陸大子をあとにします。

復路の車内でまず配られたのが…「常陸野ハム」というつまみ盛り合わせ。

  • いわし竜田揚げ
  • オクラのベーコン包み揚げ
  • 奥久慈大子の黒こんにゃくの土佐煮
  • 麹熟成一口カツ
  • だし巻き卵焼き
  • 厚切りハムカツ
  • 花豆 日の丸ウイスキー仕立て
  • ハーブソーセージとベーコン
  • ハムのミルフィーユ

さっき駅弁の「しゃも弁当」を頂いたのに…さらにおつまみセット。
お酒も食料もほぼ入らない筆者は持ち帰るのみでした…。

景色に癒され…

「奥久慈ベースキャンプ」というキャンプ場近くの川で遊ぶヤングな方々を横目にトロッコ列車「奥久慈風っこ号」は駆け抜けていきます。

トンネルに入ると風がさらに心地よく…

久慈川を渡ると…その先にもキャンプ場があり…遠いながらもお手振りがあって嬉しい…!

本当にのどかな景色でいいですよね…。

途中駅頂いたこちらは常陸大子駅特製のシール。手作りだそうです。

一緒にいた同僚と引き換えていないビールを一気に引き換え、お持ち帰りします。その場で飲まなくても大丈夫ってのがまたいいですよね。

のんびりした景色から少し街中へと入ると終点の「水戸駅」がもうすぐ。
のんびりした時間が流れる「風っこ奥久慈号」の旅もあっという間。正直、前の日に飲みすぎたのが原因ではありますが…またこうやってトロッコに乗ってのんびりとした旅をしたいですね…。

終点の水戸駅に到着

楽しい時間はあっという間で…終点の水戸駅に到着しました。

椅子は固すぎて…お尻が何度割れそうになるかと思ったりもしましたが…、「風っこ奥久慈号」の旅は最高に楽しかった…!今度は前日に深酒をせずに肝臓の状態を良くして楽しみたいですね。

【番外編】 水戸印籠弁当

実は朝に朝食代わりに買っていた「水戸印籠弁当」。結局食べることができずそのまま持ち帰っていました。

印籠の印刷が少し欠けちゃってる…

中は…どれもおいしそう…!

炊き込みご飯は茨城県産の米が使用されているほか、豚肉の梅和え、つくば鶏照り焼き、がんも煮、椎茸煮、梅甘露煮、人参煮、たこ桜煮、五目煮、錦糸卵が入った豪華な弁当。
水戸駅構内で発売され、一時ネットニュースにも話題になってたので買ってきましたが、、、おいしかった!
またリピしなきゃですね。

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