いつもご覧いただきましてありがとうございます。2023年7月頭に直江津から日本海縦貫線を一部経由し、鉄分とグルメを大量に満喫した旅をしてきましたのでご紹介いたします。
- 旅の始まりは「東京駅」から
- 上越妙高駅で「えちごトキめき鉄道」に乗り換え
- 直江津と言えば…「直江津D51レールパーク」
- 直江津駅で素敵なポスターを発見
- 直江津駅で特急街道の名残を見て…
- 再開発進む「新潟駅」に到着
- ホテル直結のレストランで新潟を頂く晩御飯
- 朝から…名物を頂こうとするも…
- 口が辛いまま…日本海ビューダイニングと呼ばれる列車に乗車します。
- 列車の旅はあっという間…終点の酒田駅に到着。
- 訪れたのは…「山居倉庫」
- 普通列車を逃したので…
- 20分ちょっとの乗車でも快適に、また体力回復もできました♪
- フルーツショップ青森屋
- 宿へ向かうべく歩こうとすると…
- SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASEで最高なホカンス
- 最終日…羽越本線をさらに北上します。
- 羽後本荘でちょろっと寄り道します。
- ゆったりまったりと由利高原鉄道で少し移動
- 途中の「黒沢駅」で下車し折り返します。
- 秋田で名物稲庭うどんを頂きます。
- 秋田で趣のあるレトロな喫茶店
- レンタカーを借りて…ちょびっとドライブ
- 秋田新幹線「こまち」で帰京。
旅の始まりは「東京駅」から
関東在住の筆者は、旅の始まりは「東京駅」や「上野駅」、「新宿駅」や空路だと「京急川崎駅」や「品川駅」をよく利用しますが…今回は「東京駅」から出発します。
新幹線に乗車する直前…東海道線ホームには貴重なフレッシュひたち復刻カラーのE657系がいました。
側面だけ見ると元の車両とほぼ違いがわからないような…。
東京7:52→上越妙高9:54 はくたか553号
東京駅から乗車するのはE7系の「はくたか」。
途中軽井沢まではほぼ満席という盛況ぶり。土曜日というのもあるのでしょうか。
上越妙高駅で「えちごトキめき鉄道」に乗り換え
上越妙高駅で「えちごトキめき鉄道」に乗り換えます。
この時間はリゾート列車「雪月花」の受付や観光急行の間合い運用の「快速」も来る時間ですが…
乗車するのは「柳都Shu*Kura」。
上越妙高10:02→青海川10:44 快速「柳都Shu*Kura」
新潟行きの「柳都Shu*Kura」は相当人気なようで筆者は途中駅「青海川」までしか取れませんでしたがそれでいいんです。
短い時間なので…早速車内販売へ。
まず頂いたのが…日本酒飲み比べセット。最近筆者は同僚の悪い誘いもあって…日本酒にも手を出しています…。なのでShu*Kuraに乗ったのならば飲まない手はないですよね…()
続いて…新潟名物「タレカツ」。ふわっさくっ…とはいかず…調理されてから時間経っちゃうので仕方ないですが…それでも美味しかったですけどもね。
この日は亀の井酒造さんのイベントも実施され、試飲提供が3種類ほどあり、どんどんどんどん飲んでいきます…朝10時半の話なんですけどね…
イベントと同時に日本海が見えてきました。3日間かけてこの海の景色をいろんな角度から眺める…と思います。
リクライニングシートから眺める海も格別…ですがほとんど座っていません^^;
あっという間に一旦の目的地「青海川」で下車します。
この日はあいにくの天気…それでも雨が降っていないだけまし…。
青海川でササっと観光したらすぐに反対方向の電車に飛び乗ります。
青海川10:50→直江津11:26 普通1330M
「青海川駅」は無人駅なのであらかじめ「えきねっと」で予約した乗車券を受け取って乗車します。
E129系でしたが、、、なんか暑いなぁ…と思ったらラインデリアがないんですね…。
苦しめられた人も多い…?「犀潟駅」の分岐器制限部分も見て…直江津駅に到着。
直江津と言えば…「直江津D51レールパーク」
えちごトキめき鉄道が運営している「直江津D51レールパーク」。訪れたことがなかったので初訪問です。
〒942-0003
新潟県上越市東町1−15
JR信越本線・えちごトキめき鉄道 「直江津駅」南口から徒歩約4分。
こじんまりとした入口です。
関所 チケット売り場でチケットを購入。大人1,000円でAirpayが導入されているので交通系ICカードや各種タッチ決済、クレジットカードなどが利用できます。
非常にこじんまりとした空間ですが、展示はそれなりにあります。
扇形庫への入り口はこんな感じ。
こちらは建築限界測定車の「オヤ31 31」。
網干総合車両所宮原支所のオヤ31をわざわざ導入(譲渡)するなんて…すごいですよね…。
ごつごつした矢羽根は建築物と接触するとセンサーが反応するんだとか。
昭和12年に製造され、昭和29年に大船工場で更新・修繕、そして昭和32年に長野工場で改造されて現在に至るのだとか。昭和12年は西暦1937年…戦前から利用されていた車両がいまも姿を残していること自体がすごいですよね…。
こちらはD51 827号機。
SLのけん引により体験乗車ができます。ちょうど体験乗車から帰ってきて検査するところでした。
こちらは413系。
車内は往年の雰囲気が漂っているほか、車両についている蛍光灯がそのまま点灯していました。
運転台も見学・着席することができますので座ってみました。
テプラの貼り付けだったり、傷だったり…往年の跡がいまでも見えますしこのまま走り出してもおかしくない…まぁ無理ですけども。
交直転換のスイッチもありましたが…もっとごついもんやと思ってました…。
スタフには、富山→直江津・直江津→糸魚川の時刻が掲載されていました。
防護無線にはしっかりと蓋がされていますが…「ときてつぼうご〇〇」と書かれているところを見ると…譲渡に伴い無線局は取得して、動態復活するとなったときにしっかり復元させる…と言ったところでしょうか…?
有識者ではない見解なので聞き流してください…。
側面の行先設定機と方向幕の収録内容です。なお、車両には「会津若松」と書かれていましたが…あれ…?
運転方向切替器でしょうか。「切」か「後」しかないのが気になりますが…。
扇形庫の脇には、DE15のラッセル車と、
モーターカーによる除雪車も展示されています。この形は専門外なので…詳しくはわかりません…。
展示されている扇形庫とその周りはこんな感じ。いまでも転車台は現役のようです。
転車台近くに留置されている車掌車ヨ6000形。こちらがSL乗車体験に使用される客車…車掌車です。
このSL乗車体験。乗車整理券制で無料なんですが…、直江津駅の東西連絡通路付近まで運行されるそうで…本線と繋がっているといっても過言ではないですよね…。
この位置から留置・入換車両を見ることもできます。
こちら、ミニ手押し列車ですが…えぇこちらで転倒しました。レールと手押し列車がうまく嚙み合わなくて…尻もちを搗くように後ろに転倒…しばらく動けなくなるほどの痛みでしたが幸いにして「ピークデザイン」のリュックを背負っていたので最悪の事態は免れました…。
皆様も利用する機会があれば、十二分に注意して利用したほうがいいですよ…。
再び扇形庫に戻り展示物を物色…。JR四国の「快速サンポート」や北陸地区で活躍した「ショッピングトレイン」「ホリデーライナーかなざわ」など気になるものを撮影…。
最後にピンボールをやって…サービスのお品を頂いて次なる場所へ…。
直江津駅で素敵なポスターを発見
上越市立水族博物館「うみがたり」のポスターですが…めちゃくちゃ素敵。
何度か筆者も訪れたことがありますが良かったですよ。またサンセットタイムにイルカショーやってくれないかな…。
直江津駅で特急街道の名残を見て…
「はくたか」「北越」の乗車口案内が残っていました。
さて、、ここからは長い長い行程で旅が進みます。
今回利用した乗車券はこちら。そして…背景でわかるかと思いますが…
直江津13:25→新潟15:07 特急しらゆき5号
乗り換えが面倒なのもあり、早い時間の特急「しらゆき」でそのまま新潟へ。乗車券は長岡から新幹線経由ですが、並行在来線にそのまま乗車できるのでそのまま乗車。最初のルートでは、しらゆき→ときの乗り継ぎあったのでこのようなルート設定でした。
天気はあいにくですが…外で行動している間は本当に雨が降らなくてよかった…
途中、新津駅では豪華クルーズトレイン「四季島」に遭遇。見ることはあっても乗ることはきっとないんだろうなぁ…。
再開発進む「新潟駅」に到着
再開発進む「新潟駅」に到着。ホテルへは徒歩で向かいます。
アルファベットの地名モニュメントって流行ってますよね!
そしてお宿は新潟市内最大規模を誇るのではないかと思う「アパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉」。
あまりアパホテルって利用しない筆者ですが、コスパを考えると新潟では定宿になりつつあります。
客室もユニットバスも非常にコンパクトサイズなんですけど…でもこのときばかりはコスパを考えちゃいます。
一体となったコントロールパネルのよさに感銘を受けていました。
ホテル直結のレストランで新潟を頂く晩御飯
ホテル内にある「廣新米穀 アパホテル新潟駅前通り店」で食事を頂きます。
ちなみに…朝食は混みすぎて大変らしいですし質も…って口コミありましたが…夕食はゆったりしていてよかったです。
新鮮なお造り盛り合わせ。
豆腐サラダ。
黄金豚の越後味噌焼き。
魚沼産コシヒカリ。
どれもおいしくて…朝食はハズレっぽいんですけども夕食は個人的にはアタリでした。ご馳走様でした♪
満腹になったところで就寝して…翌日に備えます。
朝から…名物を頂こうとするも…
2泊3日の旅の2日目。朝から新潟名物を頂こうとホテルを出て「万代バスセンター」へ。
もうおわかりですよね…?
撮影は…2023年7月9日8:12
朝からこんなに並んでいるとは思いませんでした。。。万代バスセンター内にある「万代そば」の名物「バスセンターのカレー」。
「そば・うどん・カレー」で一番人気で飛ぶように売れる「バスセンターのカレー」
列が徐々に進み…まだかまだかと心待ちにして…ようやく初対面のとき…!
なんか独特な色しているカレーだな…
…っと実は初見で名前だけ知っていたので写真等で見たことはありませんでした。
この「バスセンターのカレー」、スパイスが利いていて見た目以上に辛く何度も水をおかわりする羽目に。
でも、、、めちゃくちゃおいしかったです。そしてスプーンにも「バスセンター」の文字が。そば屋なのに一番人気がカレーってすごいですし、専用のスプーンがあることにも驚きでした。
ちなみに、サイズは普通盛りと奥が小盛りです。
口が辛いまま…日本海ビューダイニングと呼ばれる列車に乗車します。
新潟10:11→酒田13:27 快速「海里」
新潟から酒田まで快適に移動できる臨時快速列車「海里」に乗車します。
▲列車について、詳しくは上記よりご覧ください。
車内ではせっかくなので「風味爽快ニシテ」の生ビールを頂きます。
…で景色はというと…時折雨に降られ…せっかくの日本海も少し残念な光景。
でも、雨が上がったりとなんだか難しい天気でした。
こちらは途中のあつみ温泉駅。上屋が取っ払われて野ざらしになっています。
日本海から離れると庄内平野へと入り…のんびりとした景色が広がります。
列車の旅はあっという間…終点の酒田駅に到着。
きれいになった酒田駅から徒歩でちょびっと観光します。
訪れたのは…「山居倉庫」
米どころ庄内のシンボルと言われる「山居倉庫」は、1893年(明治26年)に建てられた米保管倉庫でいまも現存して使用されている倉庫。
晴れていない…なおかつ雨上がりのほうがより質感が出る「山居倉庫」をあとにし、再び「酒田駅」へ。
普通列車を逃したので…
あいにく…普通列車が目の前で行ってしまったので…再び海里に乗って「鶴岡」を目指します。
もちろん戻る形になるので別途乗車券は購入しています。
酒田15:03→鶴岡15:26 快速「海里」
鶴岡まではガラガラで座席も選び放題。ということで、、、こちらボックスシートをチョイス。
20分ちょっとの乗車でも快適に、また体力回復もできました♪
鶴岡駅で下車し、ホテルへ向かう前にさらなる回復術として当分補給。
フルーツショップ青森屋
山形にあるのに青森なのは店主の方の出身が…だからなんだとか。
〒997-0015
山形県鶴岡市末広町7−24
JR羽越本線 「鶴岡駅」徒歩約4分
おいしそうなフルーツが並びます
店内もおしゃれな空間
ホワイトを基調としたナチュラルな木目調の店内はゆったりと過ごせます。
貸し切りとなる予約制の部屋も用意されており、様々なシーンで利用できそう。
最高のタルトで糖分補給
やよい姫のいちごみるく
サクふわな生地のタルトの上に載せられたクリームと甘いイチゴが最高にマッチしてめちゃくちゃおいしい!
左手に写っているフルーツミックスも頂きましたが…こちらもおいしかった…。「フルーツショップ青森屋」さま、ご馳走様でした♪
宿へ向かうべく歩こうとすると…
ちょうど鶴岡駅前に庄内空港行きのリムジンバスがやってきて…リムジンバス感はまったくないのですが…確認したら途中停留所での降車も可能だったので乗車して楽しました…。運転士さんありがとうございます。
途中停留所「サイエンスパーク」で下車すると目の前に今日の宿…こちら。
SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASEで最高なホカンス
今回の旅のメインはここ「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」に泊まることのみだったので…部屋も食事も空間も本当によすぎて最高なホカンスでした。ぜひ上記よりご覧ください。
最終日…羽越本線をさらに北上します。
「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」での最高の朝を迎えたのち、タクシーで鶴岡駅へ。
そして鶴岡駅からは途中酒田までの乗車券を別途用意したうえで北上します。
鶴岡10:12→羽後本荘11:24 特急いなほ1号
様々なカラーラインナップがあるE653系ですが、通常の「いなほ」塗装でやってきました。
天気は回復傾向にあり…よき最終日になりそうです。
羽後本荘でちょろっと寄り道します。
羽後本荘駅で途中下車。寄り道します。
由利高原鉄道に乗ってみます。
乗車券はいまだに硬券。貴重でいいですね。
羽後本荘11:55→黒沢12:10 由利高原鉄道鳥海山ろく線
乗車するのはYR-3003形。
側面に「おばこ」や「秋田犬」が描かれています。
このステッカー素敵じゃないですか…?
車内はセミクロスシートで車両外観塗装と同じ色合いの座席モケットが採用されているようです。
ボックスシート部にはテーブルが常設されています。
ゆったりまったりと由利高原鉄道で少し移動
天気はあいにくでも…ゆったりまったりとした景色が広がる由利高原鉄道に乗って、少しばかり移動。
途中の「黒沢駅」で下車し折り返します。
別になにがあるというわけでもないですが…途中の「黒沢駅」で下車して、また羽後本荘方面へ。
黒沢12:21→羽後本荘12:36 おもちゃ列車
乗ってみたかったのがこちら。「おもちゃ列車」です。
車内は木目調で統一されて、黄色いヘッドレストが目立ちます。
さらにはカウンター席や
木のボールプールなど…こども向けな設備がたくさんあります。
レストラン列車でも活躍できる設備みたいですが…日にち限定で運行されているようです。これは乗ってみたいですね。
フォントを見ると、ドーンデザイン研究所に似てますが…違うようです。
短い時間…15分ほどでしたが「おもちゃ列車」を楽しみ…再び羽越本線を北上します。
羽後本荘12:42→秋田13:32 普通2541M
羽後本荘始発秋田行きの701系ワンマン列車に乗って秋田へ。
秋田で名物稲庭うどんを頂きます。
秋田駅前にある「西武百貨店」地下にあるレストラン街にある「佐藤養助」というお店で名物稲庭うどんを頂きます。
コシがしっかりとしたうどんはサッパリしてスルっと頂けます。ちょっと足りなぐらい…。
セットで鶏の炊き込みご飯もチョイスしましたが、、、もう少しボリュームあればなおよかったですが、女性にはピッタリなサイズ感かも知れません。
秋田で趣のあるレトロな喫茶店
「佐藤養助」での食事を終え、喫茶タイム。
西武秋田店の地下から地上へ上がるとほぼ目の前に位置するこちら「茜屋珈琲店」。
店内は非常にレトロな雰囲気ですが、
コーヒーカップの数がすさまじいです。
人の雰囲気などに合わせてコーヒーカップをチョイスしてくれるようです。
ここで、ブレンドコーヒーを頂きます。清潔感ある青色のカップが選ばれ、まるで筆者の心の色を読まれているかのよう。
最高な空間で最高なコーヒーを頂けました。御馳走さまでした♪
レンタカーを借りて…ちょびっとドライブ
帰路の新幹線までまだ時間があったので、レンタカーを借りてちょびっとドライブ。
訪れたのは秋田港にある「ポートタワーセリオン」。併設されている道の駅に寄り、トイレだけのつもりで来たのですが…
展望台が無料ということで上がっちゃいました。
秋田臨海鉄道の跡地を望んだり…
土崎工場のほうを望んだり…
はたまた秋田運河を望んでのんびりと過ごしました。
「鉄カード」をもらうべく「土崎駅」に寄ってから秋田駅へと戻り、帰路につきます。
秋田新幹線「こまち」で帰京。
2泊3日の長い片道乗車券と、株主優待の恩恵を受けるべく秋田から東京間はグリーン席を利用します。
落ち着いた空間が広がるグリーン席でのんびり過ごし…
雨に降られそうで降られなかった東北地方に感謝をして…旅はいよいよ終わり…。
また、遠くに旅に出れたらいいですね…。長々と最後までお読みいただきましてありがとうございました。