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SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE [ダブルルーム] (山形県・鶴岡市)

東北地方

客室の場所・設備等によりご紹介している内容と配置等が異なる場合もございます。
あらかじめご了承ください。

プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の施行により、アメニティがフロントでの配布に変更となっている場合などがありますのでご注意ください。
こちらでご紹介してるのは宿泊日時点での情報です。

山形県庄内地方に位置する鶴岡市。ここに、坂茂氏設計の「まるで水田に浮かぶ」ホテル、「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」があります。
羽越本線・鶴岡駅近くからも見え、存在感あるホテルに泊まってきましたのでご紹介いたします。

どこにある?

〒997-0053
山形県鶴岡市北京田下鳥ノ巣23−1

JR羽越本線「鶴岡駅」からタクシーで約7分。徒歩で約25分。無料駐車場完備。
「鶴岡駅」・「庄内空港」から空港リムジンバス「サイエンスパーク」下車すぐ。

ホテル外観

まるで田んぼに浮かぶ…そんな雰囲気を感じれる外観ですが、田植えもされており、本当の水田は4,5月あたりでしょうか。

宿泊日はあいにくの雨でしたが、最後の最後になんとか、、、太陽が少しの間だけ顔を見せてくれました。
幻想的な雰囲気を見れるのも運なのでしょうか。

ホテルからは若干離れた場所から外観を望んでいますが、このようにベンチも設けられています。

あぜ道をさらに歩くと、目の前に水が貼られた水田も。

ホテルエントランス

道路・駐車場からホテルまでは少し距離がありますが、荷物等の積み下ろし時はホテルすぐそばまでつけることができます。

存在感ありますが、歩いていくと…

エントランスに到着します。

ホテルロビー

エントランスを抜けるとロビーへと続く階段が。

フロントは壁面と一体に作られており、フロントと感じさせない雰囲気に。

天気予報や男女入れ替え制となる温泉の案内ボードは非常にかわいいですね。

客室への廊下

こちら、夜に撮影した通路ですが、天井からの照明は一切なく、足元の間接照明のみが用いられています。
後述いたしますが、ここ「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」ではほとんどが間接照明で直接照らされる照明はレストランのみ。照明にもかなりのこだわりを感じます。

客室[ダブルルーム] ベッドルーム

客室に入ると広がるのは芯管と木目の優しい色遣いの空間が広がります。

壁には主張しすぎないタイルが貼られているほか、タイルにうまく合う形で照明スイッチも装備されています。

こちらのお部屋のベッドはダブルサイズのベッド。
ヘッドボード部に坂茂氏のこだわり、紙管が使われています。

その紙管ヘッドボード部には、サイドテーブルとして少し出っ張っており、AC100V電源コンセントと照明のスイッチ類が装備されています。

ベッドのロビーとの出入り口側は壁面収納となっており、上部に間接照明も取り付けられています。
ちなみに空調までも壁面収納に取り込まれており、吹き出し口部分だけがくり抜かれています。

壁面収納は左側から順に、ご紹介いたします。
まず、一番左上段はクローゼットがあるほか、館内着も用意され、扉内側には鏡も装備されています。
下段は客室・館内用の使い捨てスリッパが置かれています。

続いて右側には、プチバーカウンターのような雰囲気で、

上部にサービスのドリップコーヒーとナチュラルミネラルウォーター、電気ケトル、マグカップ・コップ類が置かれています。

ちなみにドリップコーヒーは「東北DRIPPERS」というもの。
岩手県は盛岡駅近くにコーヒースタンドがあるようなので、、、今度行ってみたいですね…。

最下段は冷蔵庫で中は空でした。

テレビの下に空気清浄機と金庫が装備。空気清浄機までも収納してしまうのは驚きでしかありません。

一番右側は何も収納されていませんでした。

ベッドとは対になる位置には、書斎として使えるテーブルとイスが置かれていますが、椅子にも紙管が利用されています。

こちらの紙管、館内あちらこちらで目にしますが、避難所で紙管シェルターとして使うなど被災地支援に取り組んできた坂茂氏ならではの作品とのこと。

客室[ダブルルーム] 洗面所・トイレ・バスルーム

客室エントランス側に洗面所・トイレ・バスルームの水回りが設けられています。

洗面蛇口の右側には、MJのハンドソープとフェイスソープが置かれています。
普通のホテルなどにある、手洗い・洗顔兼用ではないあたりにこだわりを感じます。

洗面ボウルの左側には、最低限のアメニティとヘアドライヤーが装備されています。

アメニティのある場所すぐ下部には、タオル類が置かれています。

タオルハンガーも用意されていますが、木製がゆえにちょっとカビ生えているようで、変色してしまっている部分も。

お風呂は洗い場付きですが、浴槽はそこまで広くはありません。大浴場があるので、基本的にはあちらの利用を想定しているのでしょうか。

蛇口は、温度調節が簡単にできる湯水混合栓が採用されています。

シャンプー類も装備されていますが、「ガーデンナチュレ」というブランド。初めて聞きました。

トイレはお風呂と反対側に装備されています。

LIBRARY (ライブラリー)

「オトナもコドモ コドモもオトナ」をコンセプトに、約2,000冊の本が並んでおり、お気に入りの1冊を見つけてほしいとのこと。

共用棟ライブラリー

金沢にある、「21世紀美術館」かと思わせるような広々とした空間に適度な量置かれている本の数。これで約1,000冊だとか。
[自然や生き物][世界を見渡す][日本と山脈][未来について考える][My Favorite Things][こどもたち][暮らし][からだとこころ][食べる] 以上10のテーマの本が置かれています。

宿泊棟ライブラリー

宿泊者のみ利用できるライブラリーです。

ここでは、[一冊一献][整える][物思いに耽る夜][Farm To Table][わからないことを考える][地域の暮らしの今昔][確かな時代を生きるための本]の7つのテーマが置かれています。

SUNSET TERRASE (サンセットテラス)

フロントのある共用棟には「サンセットテラス」があります。
ワーケーションでの気分転換や、ここのテラスで本を読んだり、はたまた友人や仲間とお話したり夕陽を見たりと…素晴らしい旅の一部に組み込まれる気がします。

運がいいと、鳥が飛来してくるので、より非日常を味わえます。

宿泊棟のお部屋が見えちゃいそうなので…必要なとき以外はカーテンが必須ですね。

SHOP

ここ「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」でしか買えないグッズなどが売られているショップが、共用棟2階に。

秘蔵酒という形でビンテージ酒なども限定販売されていますが、、、相当にお高いです。

SAKE BAR&LOUNGE (酒バー&LOUNGE)

「SAKE BAR&LOUNGE」は、スパなどがあるG棟の1階にあります。

暖簾の手前には瓶が並んでおり、、、どこか期待値が上がりますね。

SAKE LOUNGE (酒ラウンジ)

「SAKE LOUNGE」は、15:30-24:00までの営業で山形庄内の地酒と県産ワインをセルフで楽しめるラウンジ空間。

訪れたときのラインナップはこちら。
日本酒のみならず、ワインもあります。

利用にはプリペイドカードをレストランやフロントなどで購入、2杯から飲むことができます。(1杯500円)

「SAKE LOUNGE」は非常にコンパクトな空間ながら、楽しめるように考慮されているほか、ウォーターサーバーも用意されています。また、共用のトイレも装備されています。

SAKE BAR (酒バー)

こちらも「SAKE LOUNGE」と同じくコンパクトに作られていますが、マスターとお話しながら楽しめる…そんな空間づくりがされています。
ちなみに、営業は金・土・日・祝前日の21:00-23:00(L.O.22:30)です。

SPA (大浴場)

源泉掛け流しの天然温泉と本格的フィンランドサウナとフィットネスがあります。

天色の湯

上記画像は、【公式】スイデンテラスから引用

浴場の壁面を彩る、晴天の日の澄んだ青空を思わせる鮮やかな青色が特徴的です。また、露天風呂では、浴槽と天井の間から周囲の山々や空を望めるようになっており、虫の音や水音に耳を澄ましながらリラックスできる空間に。

【公式】スイデンテラスから引用

サウナも併設されており、建築に合わせた六角形のデザインが目に留まる独特なデザインで、椅子の一部が動かせることから好みの温度や高さに合わせた調節が可能に。
また、サウナ室内からは、のどかな田んぼの風景も望めます。

月白の湯

【公式】スイデンテラスから引用

田んぼとほぼ一体となったように見える「月白の湯」。

【公式】スイデンテラスから引用

坂茂氏のアイコンでもある紙管を模したベンチが特徴的なサウナと、上記画像の青色部分が水風呂になっており、外気浴も楽しめます。

朱鷺色の湯

【公式】スイデンテラスから引用

内湯を囲む淡くやわらかい桃色のタイルが特徴的な「朱鷺色の湯」。夜は星空も楽しめるそうです。

フィットネス

【公式】スイデンテラスから引用

全身運動と持久系トレーニングを軸としたマシンを取り揃えたフィットネスジムがあり、滞在中のリフレッシュにも使えそうです。(利用時間6:00-24:00)

夕食・朝食 レストラン 「MOON TERRASE」

共用棟2階。チェックインロビーの向かい側に「MOON TERRASE RESTRANT」があります。

ここ、「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」は、建築家のこだわりなのか、直接照明がほぼなく、ロビー、通路等を含めすべて間接照明が用いられています。

レストラン「MOON TERRASE RESTRANT」も直接照明はあるもののテーブルのみに向けられ、天井からは間接照明が用いられています。

夕食

7月18日(火)より山形庄内の食の豊かさをこれまで以上にお楽しみいただける新たなディナースタイル「プリフィックスコース」をスタートしており、ご紹介している内容とは異なりますので参考程度にご覧ください。

夕食は予約時にプランで予約済みだったので夕食券が渡され呈示して利用します。

レストランに入ると、まず使用している食材の紹介があります。

野菜果物類のみならず、

岩牡蛎やサザエ、レンコダイ、

ヒラメやメバル、真鯛といった魚介類。

山形牛や金華豚も展示されていました。
目に見える形で食材が展示されているってあまりないので、安心感ありますよね。

コース料理

2023年7月利用時のメニューはこちら。

前菜とデザートのビュッフェ

2023年7月18日より提供スタイルが変わったので現在はこのスタイルではありませんが、ラインナップは上記写真でした。

きれいに盛り付け…できましたでしょうか…。前菜も一つ一つ丁寧に作られており、どれもおいしい…。
3回ぐらいおかわりしちゃいました。

食前スープ

コース開始にあたり、まず提供されたのがこちら。食前のスープ。使用している野菜を使ったまるで出汁のようなスープ。
飲むことによって食道が暖められ、料理をより楽しむことができるんだとか。

(別料金) 月山ビール

別料金ではありますが、せっかくの機会だったので、月山ビール 樽生を頂きました。地ビールの樽生ってあまり飲めないイメージなので、、、こういう時に飲めるのはいいですよね。

金華豚肩ロースのグリル (フレッシュトマトのソース)

庄内産ヒラメのムース包み (白ワインのソース)

山形牛赤身肉のステーキ (赤ワインのソース)

庄内鴨のロースト (しょうゆの実と大根おろしのソース)

さて、2人で利用し別々の料理を注文したので、撮影もさせていただきました。
どれも非常においしく…文面でのご紹介が非常に難しいので写真でご紹介させていただきます。

デザート

わずかながらもデザートとして抹茶ロールケーキとミルクレープのミルフィーユをチョイス。お口直しにもピッタリでした。

朝食

夕食と同じく朝食も「MOON TERRASE RESTAURANT」で頂きます。

夕食とは雰囲気が変わり、

新鮮野菜を中心に、

酢の物や和え物など多くのラインナップがあるほか、

庄内地方の郷土料理的なものもあります。
下の写真左側は「蔵王牛のしぐれ煮」、右側は「ハーブ鶏のサッパリ煮」。

そのほか、「玉こんにゃく」や

ご当地麺の麦切りもあります。

庄内といえばやっぱりお米が有名ですよね。

「つや姫」「つや姫玄米」「雪若丸」の3種類の食べ比べもできます。

納豆や昆布、ふりかけや海苔をトッピングして自分好みの味わいも楽しめます。

さらには、オリジナルカレーも。朝からたっぷりボリューミーに頂けます。

朝食時間帯は、テラスも開放されてより気持ちのいい朝を迎えることができます。

席は自由だったので窓側に。

チョイスしたのはこんな感じ。

新鮮野菜や和え物も、そしてお米も非常においしかった…!

優しい光が差し込む「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」で最高な朝を迎えれました!

スイデンで最高のホカンスを

「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASE」は、1泊では物足りない、のんびりした時間が流れ、拘り抜いた空間が最高なホテルでした。
山形庄内地方へのお出かけのときは、ぜひとも行ってみてはいかがでしょうか。

〒997-0053
山形県鶴岡市北京田下鳥ノ巣23−1

JR羽越本線「鶴岡駅」からタクシーで約7分。徒歩で約25分。無料駐車場完備。
「鶴岡駅」・「庄内空港」から空港リムジンバス「サイエンスパーク」下車すぐ。

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