2023年3月18日のダイヤ改正で京葉線に新しく駅が誕生しました。
場所は、京葉線の新習志野駅～海浜幕張駅間で、千葉県内のJRの新駅開業は武蔵野線・東松戸駅以来25年ぶりなんだとか。
そんな「幕張豊砂駅」に行ってきて、おでかけライフ的な視点でご紹介いたします。
どこにある？
〒261-0025
千葉県千葉市美浜区浜田２丁目
駅外観・駅舎
出口・改札口は1か所で駅舎内にまとめられており、光を通す膜屋根が採用され、晴れているときは照明がいらないような環境にも配慮された駅舎。
駅舎内
駅舎内、改札口横には自動券売機が3つ設置され、うち1つはチャージ専用、1つは定期券発売兼用機、1つはきっぷのみ発売の機械の構成に。
自動改札は4つあり、うち入口専用が1つ、出口専用が1つ、ワイドタイプが1つあります。
他の自動改札とちょっと雰囲気が異なり、ICカードタッチ部に傾斜がつけられているほか、タッチ部に残額表示機能がありません。
はたまたワイドブースは、QRコード読み取り機が設置されたもので蓋がされています。
採光するため、膜屋根が採用されています。
ちょうどこの位置は京葉線の上下線が微妙に離れていてちょっとした二層式構造に。
電光掲示板をはじめ壁面には白を基調とした色使いのほか、東京オリンピックで使用された木材が再利用されています。
ピクトグラムの矢印もいままでとは違った丸ゴタイプのものに。
改札すぐそばには開業記念のフラワースポットも。
さらには出発式で使用したであろう看板も用意されていました。
精算機頭上には、「幕張豊砂駅」開業記念で車両に掲出されているヘッドマークが掲げられていました。
改札階と同じフロアに化粧室・トイレも用意されています。
開業したてで当然ですが、非常に清潔感あり、さらに温水洗浄便座「ウォシュレット」が装備されていました。
1番線 海浜幕張・蘇我方面ホーム
改札フロアから少し上がったところに、1番線の海浜幕張・蘇我方面ホームがあります。
エレベーターも微妙に上がるのみ
1番線ホームは、京葉車両センターの真ん前。
おやすみしている武蔵野線や京葉線の車両を眺めることができます。
あまり見ない…ケヨ34の姿も。
子供連れにはいいスポットになるかもしれません。
ホーム上のサイン類は電照式ではなく、木目調を模したサインに。
また、端はくの字になっており、方向を示すのにわかりやすくなっています。
10両対応のホームのうち、8両編成は東京寄り2両分には停車しません。
電光掲示板はコンコースと同様、白い筐体で作られています。
駅名標にナンバリングも対応しているほか、しっかり木目調の看板になっています。
利用者のベンチとして使われるこちらですが、、、
東京オリンピックのヴィレッジプラザで使われていたものを再利用したようです。
1番線ホームより東京方を望むと…駅撮りにはちょっと難しい…かもしれないですが、、面縦だと撮れるかもですね。
さて、ホームからコンコースへのバリアフリー設備はスロープかエレベーターです。
「２」のフォントが他と異なっていますが…上へ行くと2番線ホーム、下へ行くと改札階・コンコースへと向かえます。
2番線 南船橋・舞浜・東京・西船橋・府中本町方面ホーム
2番線ホームへは、階段・エスカレーター・エレベーターで上の階へと上がる必要があります。
1番線同様、サイン類は木目調でくの字になっており、方向を示しています。
2番線ホームの駅名標は「京葉線」「武蔵野線」両方のカラーが入れられています。
1番線ホーム同様、電光掲示板は白筐体が採用されています。
2番線ホームからは駅の所在地が分かりやすく、イオンモールの真ん前に駅があることがわかります。
イオンの看板と京葉線を絡めて撮影することも(誰得でしょうか)
2番線ホームから東京側を眺めると…高低差がわかるかと思います。
1番線・下り線を通過する列車を撮影することはできそうです。たまたまやってきたEF65の単機回送。
その他
当然のことながら、車内LCDも幕張豊砂駅に対応しています。
駅を歩いていた時に撮れた1枚。E653系K70編成による臨時列車が通過していきました。
幕張豊砂駅は、イオンモール・コストコへ行くのに便利
ここ幕張豊砂駅は、目の前に大型商業施設「イオンモール幕張新都心」があり、さらにすぐ隣には「コストコ」もあり、両商業施設へ行くのには便利ですが、「ZOZOマリンフィールド」や「幕張メッセ」は徒歩の距離が長くなり、逆に「海浜幕張駅」からバスや徒歩のほうが便利ではないかと思うほどの立地。
とはいえ、バスやクルマでしたアクセスしにくかった幕張新都心の西エリアに新駅が出来たのは大きいですよね。
今後の幕張豊砂駅の発展に期待ですね。
