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JR四国バスがスカニア社製新型2階建てバスの展示会を実施したので行ってみた。

バス

みなさんこんにちは。JR四国グループのバス事業「JR四国バス」が近年各バス会社で導入が進められている「スカニア社」製の新型バスの展示会がJR四国バス高知支店にて行われたのでレポします。

新型バス展示会の情報を友人より教えてもらいました。

よくJRバスを利用するという友人が、ネット上にJR四国バスの新型2階建てバスの展示をするよ!と教えてくれました。ちょうど高知入りしていましたので見学してきました。

上記JR四国ホームページに、新型2階建てバスの展示を実施、さらには先着順の申し込みで試乗もできるという至れり尽くせりな内容でした。
自分が申し込んだときにはもうすでに満席で、「JR四国バス 高知支店」へ直接足を運んで展示会に参加してきました。

JR四国バス 高知支店へ

〒781-8123
高知県高知市高須224−2

JR四国バス 高知支店はバスの車庫と乗車券類の販売を兼ねた支店となっていますが、公共交通機関でのアクセスは良くなく、レンタカーで向かいました。
ちなみに、駐車場は乗車券類購入用に8台前後駐車スペースがありましたので、そこを利用させていただきました。

四国ならではのバスも

土佐山田~大栃・アンパンマンミュージアム線で利用されているバス、、なんでしょうけども、こういうところで見れるのも車庫ならではですよね。

バスに詳しくはありませんが、、、こちらも2階建てのバス、、ですがこれがゆくゆくは置き換えられていく…ということなんでしょうか。

展示会は格納庫のような場所で実施

この日の高知は雨、ましてや夕方から大雨の予報。安全を考慮したりした結果、ここで実施されたのでしょうか。

スカニア社製新型2階建てバスとご対面

いよいよ、スカニア社製の新型2階建てバスとご対面です。
簡単な資料を頂きまして、、その資料によると、
エンジン・足回りは「スウェーデン」の「スカニア社製」
ボディ関係は「ベルギー」の「バンホール社製」だそうです。
欧州の国をまたいだ共同開発ですね。

まずは外観から

「ベルギー」の「バンホール社製」だというボディを纏った外観を見ていきます。

乗降は基本的に中扉からでしょうか。
奥にはトランクとして使われる扉が開いています。

普段見れないところまで見させていただけるのが展示会の強み。。でしょうか。

長方形。。。の真四角といいますか、、、車体に絞りがないようなデザインですね。

売りは「スカニア社製」ですが、、、ボディの「バンホール社」のロゴが入れられています。

車内へと入ります

車内も見学が可能でしたので車内も見学してみます。
まずは、1階席から

1階席

入ったすぐ目の前にお手洗いの設備が。
左手へ進むと1階席です。

2階建てバスの1階は4列シートのタイプが計8席用意されています。

非常口そばの座席はリクライニングはほぼしないものと思った方がよさそうです。

出入口すぐそばに車いすスペースも用意されています。

一番前の21C/21D席の先には隔たりがあったあと運転席へと続きます。

座席下にはUSBポートが2ポート用意されているので、うまくシェアしながら利用できそうですね。

2階席

お座席の案内です。このような案内があることでスムーズに乗車できそうですね。

2階席は3列独立タイプが29席(1ABC~11ABCで、うち7AB/8ABが欠番)用意されています。

座席自体座り心地はいいんですが、リクライニングをすると。。。

全展開しました。ゆりかご式で座面が持ち上がり、包み込まれるような座席で非常に座り心地がいいです。

ただし、前の席がフルに倒されるとかなり狭く感じますので譲り合っての利用が大事ですね。

ひじ掛け下にはUSBポートが装備されています。

頭上には空調とライト操作のパネルが装備。
ライトのボタンの真ん中3つは、、なにか使わわれる機会があるのでしょうか。

一番前の席では前列のフットレストがないため、クッションが用意されています。

一番前の席、、(1ABC)の席からの眺望はこのような雰囲気です。
左右にカーテンが見えていますので、、、夜行運転時はカーテンがあるかも知れません。。。

緊急時は電話で運転士へ知らせるスタイルのようです。
また、電話機の横にはデフロスター(曇り止め)のボタンも。
乗客が操作できるかは、、、定かではありませんが。。。

トイレ

トイレは1階乗降口すぐ前に装備。白を基調とし清潔感あふれる雰囲気ですが、荷物やアクセサリー等で傷が入り黒い部分が見えてくると。。。ちょっと汚くなる可能性もありますね。

運転席周り

前扉出入口付近には音響や無線、オージ社製の行先設定器などが装備。

運転席周りはいろいろな機器が搭載されています。

運転席に座らさせて頂き、さらに撮影も可という太っ腹。
オートクルーズコントロールや車線逸脱警報などの安全装備も備わっています。

車外はLED表示で様々な表示も可能

東京方面への投入も考えられているのか、行先も収録されていますが、まずは高知~大阪線から投入が始まるようです。

「緊急事態発生」時は、リアにある青色LEDの点滅とLED行先表示器で知らせてくれます。

スカニア社製のバスで今後もますますの活躍を

新型コロナウイルスの影響で、バスも運休などが多数発生、現在では4列シートは通路側席を使用停止としほぼ独占状態で利用できるようになり、収益も下がってきてしまいますが、新型車投入という明るいニュースでまた需要が戻り、このバスの活躍を期待しています。

展示会を開催されたJR四国バス 高知支店様ありがとうございました。

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