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2021年の5月29日と30日の土日を利用し、「美食」「美酒」「美景」と列車旅をテーマに、感染症対策を施したうえで、新潟・長野方面へ行ってきました。その模様をご紹介します。
旅は、お得なきっぷ「週末パス」を利用します。
今回、東京から新潟・長野方面への列車旅。
いちいち切符を購入するのも手間なので、お得な乗り放題きっぷ「週末パス」を利用します。
週末パスの詳細については上記よりご覧ください。
旅の始まりは東京駅から
2日間ほど同行するフォロワーのマサテツさん(masatetsudo / Twitter)と合流したのち、乗車する新幹線の乗り場へ。
今回、Maxとき303号に乗車して、一路新潟へと目指します。
なお、E4系Maxは2021年の秋での引退が決定しており、現在ラストランイベントも実施されています。
E4系Maxについて、詳しくは下記よりご覧ください。
乗車する「Maxとき303号」が回送としてやってきました。折り返し「Maxとき303号」になります。
柔らかそうな姿からは想像できない、2階建て車両です。
一部の車両には、「Thank you! MAX!」とステッカーの貼り付けも。
ステッカーも何種類かあるようです。
現在、新潟へ行く「Maxとき」は非常に本数が少なく、少しレアにもなりました。
種別「Maxとき」や記事欄にグリーン車マークと指定席表示が並ぶのもまもなく見納めに。
東京7:04→新潟9:01 上越新幹線Maxとき303号
かっこいい前面を撮影したら、乗り込みいよいよE4系「Maxとき」で、新潟へと目指します。
車内のサービスコーナーには、ガチャガチャとレンタル充電器のコーナーが。
せっかくなので、ガチャガチャをやってみます。
何が出るかな…。
中身が見えない袋に入れられたのは、なんとシークレット!
ボトルキャップステージというもので、何回かやってこれだけ集まりました。
E2系の[赤][ピンク]、E4系[Max朱鷺色]、シークレットのE3系[現美新幹線]、E1系[Maxリニューアル色]
ペットボトルのキャップに乗せれるようになっています。
誰がどの飲み物かわかりやすくなりそうな実用的な部分も持ちつつも、ラストランの記念企画ということもあり、思い出にも残りますね。
大宮では16両編成のMaxとすれ違い。
越後湯沢を越えると、のんびりとした景色が広がってきます。
2階建ての2階部分は見晴らしがよく、新幹線の防音壁の高さより目線が上にあるので景色を楽しむこともできます。
ちょっと雲行きが怪しくなりつつも、弥彦山を望んで…
新潟に到着。ちょっとだけ散策
「Maxとき303号」は、終点の新潟駅に到着しました。
並んでいる姿を見ると、Maxの姿ってすごく大きく頼もしく見えますね。
さらに、新潟駅のスノードームを兼ねた屋根の一部に採光窓を採用していることもあり、テカテカした雰囲気に。
大きい「Max」のロゴの箇所にも、「Thank you Max!」のステッカーが。
ロゴに描かれている「朱鷺」も、どこかさみしさを感じているかも知れませんね。
2階建て16両編成が新潟へやってくることはもうほぼありませんが…。
こういった表示も2021年秋までですね。。。
先頭にやってきましたが、、
テカテカして輝いている車体はきれいそのものですね。
改札口を出ようかと思った、、、そのとき、
現美新幹線で使われていた座席や車体の一部が展示という形で残されていました。
日本三大花火大会の一つ、「長岡花火」をイメージした車体に車内は芸術鑑賞ができ、世界最速の芸術鑑賞とも。
引退してしまったのは残念ですが、こうやって後世に語り継がれていけばいいですね。
新潟駅万代口は、高架化などにより駅舎が解体されている最中。
一面、防音シートが張られている姿にちょっと残念な気持ちになりつつも、再開発で新たな新潟駅に生まれ変わってほしいですね。
バックで乗り場に到着する新潟駅前バスターミナル。
これもまた、再開発に伴いなくなっていくそうですね。
新潟には、BRTが導入され、連接バスも運行中。
ちょうど過渡期な部分もあり、新旧両方楽しめますね。
新潟からは、日本海沿いを走る「海里」に乗って、「美食」「美酒」「美景」を満喫
先ほど、新潟駅に到着した際、白新線・羽越線の案内表示に「海里」の文字。
LCDディスプレイだからなせる業ですが、「海里」の前面とロゴや雰囲気などが描かれています。
ホームに上がると、これまた別表示の「海里」の案内が。
こちらもフルカラーLEDだからできますね。
「海里」は、東新潟駅側より9:50に4番線に入線。到着後出発準備を行います。
昨日は新潟から「海里」に乗車!都会的なスタイリッシュ感があってカッコいい!
— マサテツ (@masatetsudo) May 30, 2021
銅鑼の合図でドアオープン。今回はコンパートメントで旅します。 pic.twitter.com/9hkUpMBb0e
一緒に行っていた「マサテツ」さんの、ツイート。
この銅鑼が始発駅(新潟駅・酒田駅)でのドア開扉前の合図です。
往路の海里は、2号車のコンパートメントシートに乗車
まるで、開放型B寝台の雰囲気もあります。
今回、このコンパートメントシートを手配しました。
3名以下での利用は相席となる場合も…とのことですが、相席にならずに酒田まで過ごすことに。。
座席はフルフラットにすることもでき、のんびりと過ごせます。
その他座席の詳細などは下記よりご覧ください。
売店にて事前予約制の弁当引き換えとビールを購入
3号車にある売店にて「生ビール 風味爽快ニシテ」を購入。
事前予約の弁当も注文していたので同時に引き換えます。
お弁当は「海里特製 加島屋御膳」
容器もちょっとした高級感もありますね。
中はというと、、、
キングサーモンの越後味噌漬の焼き物、旧塩沢町限定魚沼産コシヒカリごはんなどなど、、、
新潟の食を頂くことができます。非常においしく、ペロっと食べちゃいました。。^^;
大自然…とまでは言わなくとも、のんびりとした景色と時間が流れていきます…。
この日は、乾燥していたのか麦酒の蒸発が早いような…?
羽越本線といえば、やはり海。
途中の新発田駅から先は、途中鶴岡の手前まで日本海に沿うように列車は進みます。
この日は、雲は多いもののきれいな海を眺めることができました。
1号車の展望スペースでは、前面展望と海を眺めることができます!
荒波狂う日本海ですが、この日は穏やかな雰囲気です。
途中の桑川駅で約20分停車。道の駅へ
途中、桑川駅では約20分の停車時間が。
駅に併設されている「道の駅」…、ちょっとややこしい気もしますが、交通手段の共存…と言ったところでしょうか。。
道路を渡ったすぐ目の前は日本海。「粟島」という島もきれいに見えています。
落ち着いた雰囲気でいいですよね。。
ここ桑川駅は駅舎と「道の駅」が一体になっています。
海里停車時間で何やら限定グルメがあるということで「道の駅 笹川流れ 夕日会館」へ
その名も、「special日本海ソフトクリーム」。
停車時間限定で売り出すなんてすごいですよね。。。
(チラっと聞いた話、、、結構売れているんだとか…。)
塩キャラメルナッツクッキーがいいアクセントで美味しく頂けます。
暑い時もこれを食べてさっぱりできます(^^)
カフェはおしゃれな雰囲気で、、、ちょっとの間ここに居たい…と思うも、「海里」の出発時刻も迫ります。。。
ソフトクリームを車内に持ち込み、ビールと頂きます。
合わなさそうに見えますが、甘いところに苦みを入れるので意外といけますよ。
桑川駅を発車。海里は日本海沿いを北上します。
合成写真かのようにも見えますが、、実写です。
桑川駅を発車した「海里」は、景勝「笹川流れ」沿いを走ります。この区間では、「海里」は冬ダイヤや多客期の臨時ダイヤを除いて速度を落として走行します。
まったりとした時間が過ぎ、景色も相まってビールが進みます。
再び1号車の展望スペースに来てみました。
前面展望もでき、大きな窓から海を眺めることができます。
ちなみに、展望スペースは軽く腰掛けることもできます。
あつみ温泉駅では、約10分停車し「いなほ」を先に通します。
「あつみ温泉駅」では、約10分停車。
せっかくなので反対側ホームから撮影。
ちょっと逆光気味ですね。
そして道を先に譲る特急「いなほ」3号。この日はU107編成「ハマナス色」編成とちょっとレアな気も。
あつみ温泉駅を出発し、次第に庄内平野へ
快速「海里」は、あつみ温泉駅を発車。日本海沿いから次第に庄内平野へと進んでいきます。
こんなのんびりとした、田んぼが広がる景色にもビールがあいますね。
鶴岡駅到着前に、宿泊してみたいホテル「ショウナイホテル スイデンテラス | SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」が。
国道7号線と羽越本線に挟まれた場所ながら目の前は田んぼが広がりのんびりと過ごせそうな場所。
「海里」に乗ってここ「ショウナイホテル スイデンテラス | SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」に泊まるのもいいですよね。
さて、この日は少々暑かったのもあり、蒸発が鬼のように早かったですね。自然に蒸発したんですかね?
終点の酒田駅に到着
快速「海里」の旅はあっという間で終点の酒田駅に到着。
ちょびっとリニューアルされたのか、外観がきれいになっていますね。
復路の「海里」までちょっぴり散策
酒田駅では約2時間ほど時間があるので酒田の街を散策します。
駅前にある酒田駅観光協会にて尋ねます。
すると、「さかた海鮮市場」や「山居倉庫」が有名なんだとか。
観光協会が自転車の無料貸し出しをやっているんですが、あいにくお酒をしっかりと飲んだので、、、「さかた海鮮市場」までタクシーで移動します。
さかた海鮮市場
山形県内唯一の有人離島「飛島」への定期航路も出ているようです。
「みなと市場」では、海鮮物の販売や、食事も頂けます。
「海里」で食べなかった方もここで満足できたりも…?
「みなと市場」について詳しくは→こちら(酒田市公式ウェブサイト)よりご覧ください。
山居倉庫
先ほどの「さかた海鮮市場」より徒歩約10分。いまでも現役で使用されている倉庫街だそうです。
庄内米の歴史資料館やお食事処などもありますが、、、
木造倉庫と新緑の木々が美しく見えますね。
酒田駅に戻り、復路の「海里」に乗車
表示スペースがないのか、「海里」の文字が時刻欄と交互に表示されています。
帰りは、リクライニングシート。
前の座席とのシートピッチも広く快適に過ごせます。
庄内平野を走りのんびりとした景色がまたまた広がっています。
鶴岡駅では、約30分停車。「鶴岡食文化市場FOODEVER」へ
鶴岡駅では約30分停車します。
鶴岡駅前には「鶴岡食文化市場FOODEVER」があり、散策することができます。
山形の食文化や観光案内の紹介するコーナーや、
フードコートのような雰囲気も。
「鶴岡バル」なんてところもあるみたいですよ。
そんな「鶴岡食文化市場FOODEVER」でいろいろお土産を買うこともできます。
鶴岡駅では事前予約制の弁当が積み込まれ、引き換えます。
「海里特製 庄内弁」です。
庄内の魅力がぎゅっと詰まった弁当は、美味そのもの。
様々な味付けで楽しめさせてもらえます。
鶴岡駅発車後から天気が怪しく。。。
一時大雨も降られました。
笹川流れの景勝地、「桑川駅」にて約29分停車
本日2回目の桑川駅にて、下車。ここでも「道の駅 笹川流れ 夕日会館」へ。
またまた、海里停車時間限定のメニューをいただきます。
なんでも「あおさのみそ汁」が頂けるのだとか。
ということで、道の駅レストラン2階でいただきます。
あおさがたっぷり入った味噌汁です。
豆腐も麩も入っていて心に染み渡ります。
レストランには、他にもメニューがたくさんあります。
新潟で有名なタレカツ丼も。
外に出ると、雲の合間から太陽が差し込んでくる、、なかなかいい雰囲気でもあります。
春・秋は夕陽がちょうど差し込んでくる時間で「海里」がより輝いて見れそうですね。
桑川駅発車後は車内にも夕陽が差し込んできます。
新潟駅に到着し、のんびりとした「海里」の旅は終わり。
海里の3時間の旅はあっという間、終点の新潟駅に到着しました。
降車を確認したあと「海里」はあっさりと回送されていきます。
また乗りたいですね。。
新潟駅からは本日の目的地「上越妙高」へ
新潟からは特急「しらゆき」で上越妙高へ移動。
時間が時間ですが、、、0時台に妙高はねうまラインの運転があることが驚きです。。。
この日宿泊するホテル「スーパーホテル上越妙高」にて1泊。
旅の疲れを癒して次の日へ備えます。
長くなりましたので次の記事へと続きます。
前半と後半で分けていますが、あまりにも記事が長くなったので翌日の旅の模様は後半にて。