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南海電鉄 加太線観光列車「めでたいでんしゃ」 7100系

南海電鉄

南海電鉄・加太線(加太さかな線)は、紀の川駅から加太駅に至る9.6kmの短い路線です。そんな加太線では、海水浴や鯛が食べれるお店など、、、
そんななか、加太線(加太さかな線)を走る列車を改装して、集客しようとした列車があります。

「めでたいでんしゃ」とは

加太を代表する海の幸「鯛」が、

レールを泳ぐ電車になりました。

乗るだけで、おめでたい気分になる電車。

ずっと乗っていたくなるような、愛でたくなる電車。

「めでたいでんしゃ」は、「おめでたい」と「愛でたい」が

出会ってうまれた、ここにしかない電車です。

南海電鉄 加太さかな線観光列車「めでたいでんしゃ」とはのページより引用(http://www.nankai.co.jp/kada/medetai/about.html)

加太では「鯛」が有名らしく、「鯛」とおめでたいをかけて、「めでたいでんしゃ」にしたようですね。

めでたいでんしゃ「さち」

めでたいでんしゃ「さち」は、めでたいでんしゃ第1弾の車両です。2016年4月29日より運用を開始。

「さち」はピンク色を基調とした外装です。

シートモケットには、鯛が描かれています。

ガラスにも鯛。。。(昔流行った「ちょきんぎょ」に見えないこともない。。。)

カーテンには、、地引網のような模様でしょうか。拘りっぷりがハンパないです。

乗降扉部分には、、、逃げ出したように見える魚の絵も。「鯛」だけではありません。

見つけると?掴むと?幸せになれる、、、「ハート」の吊り手のほか、魚型の吊り手も。
掴み心地よりも、インパクト勝負といった感じでしょうか。木製なのはいいですね。

戸袋部分には、木彫りの「加太のめで鯛」が。
ここにも「ハート」がありますね。触ると幸せになるとかならないとか。

めでたいでんしゃ「かい」

めでたいでんしゃ「かい」は、第2弾の車両。2017年10月7日に運転を開始した。

「さち」と違い、「かい」は海のイメージもある青色を基調とした塗装になっています。

清潔感ある白に海をイメージした「青」。

座席モケットには、なにやらいろいろと描かれています。。タコにイカに貝に、、、子供連れにも楽しめる列車ですね。

車端部の3名掛けも同じモケットです。

白色ベースに魚たちが青という座席も。
カーテンもチラっと写っていますが、、、ここは魚。。ちょっぴり「スイミー」感も。

さきほどの座席部分に、、なにやら黄色いものがありましたよね?
海の上?床の上?ちょっとした遊び心が楽しいですね。

広告枠には、、、ロゴマークがドンっとあります。

まるで、、電車の中は海の中、、と言わんばかりに。。。だから海の上?なんですかね。

吊り手は、、、こちらも木製ですけども所々にカニやらちょっと変わり種が。

広告の中吊りは、、広告を吊っておらず、、海藻やら魚やらでまるで海の中。

反対側は、、、ドアが開くたびに大きな魚に食べられる、、、ちょっと遊び心ありますが、ドアが閉まるときは…?

そして上側には、「さち」では木彫りの「加太のめで鯛」でしたが、こちらは、、、

中にボールが入っていて磁石がついた棒で動かして遊ぶちょっとしたおもちゃのようになっていました。。。が、おもちゃにしては設置位置高くないですか…?(^^;

路線図も、、「加太さかな線」仕様です。

ちょっと見つけた広告ならぬ婚姻届。
「さち」と「かい」が結婚していたそうです。(2018年11月)
そして、、、連結()して新婚旅行で「なんば」へ行ったそうです。。。(笑)

めでたいでんしゃ「なな」

先ほどまでご紹介した「さち」と「かい」が結婚し、2人の子供として生まれた(産まれた)のが「なな」です。

扉はピンク、他の部分は赤色ということで、、、鯛の色に近づいたような気もしますがピンク色があるので「さち」譲りな部分があるのでしょうか。

先ほどの「さち」、「かい」に比べると、縁結び要素もありつつ、鯛の色がより濃く主張されたような気も。。

座席モケットは、、、七福神…?あまり詳しくないのでスミマセン。

優先席は赤色のモケットが採用されています。ドアは黄色で鯛が描かれています。

吊り手は、、、魚がメインで、、、、これは、、、亀ですか…?

広告はなく、4色の金魚のようなものが吊るされています。(これは映えますね。)

運転席すぐ後ろには、、、招き猫に…鯛!?

「さち」「かい」にも飾ってありましたが、、、この「なな」には、「めで鯛だるま」がありました。

その他

前面の行先表示は、、ちょっとおしゃれに書かれています。

側面は、、、改造前と同じものでした。。

運行ダイヤなど

運行ダイヤなど詳しい情報は、こちらから南海電車公式サイトをご覧ください。
常に3本が運行しているわけではなく、点検等で通常の車両が走ったりすることもあります。
また、運用の都合上で「めでたいでんしゃ」が和歌山港線へ走ることもたまにあるようです。

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