神戸市営地下鉄西神・山手線・北神線の谷上~西神中央間で運用されている3000形は、1993年6月より営業運転を開始。6両編成×6本の36両が導入され運転をしていましたが、比較的車歴は若いものの順次6000形に置き換えられ、2021年7月には引退予定。そんな、神戸市交通局(神戸市営地下鉄)3000形をご紹介します。
車外行先表示器
字幕式の行先表示器を装備。フォントはちょっと独特なものが採用されています。
車内
19m3扉の車両は、ドア間に長く感じるロングシートが配置。
緑色のモケットの少し色あせた感じも趣があっていいですよね。
車端部には、優先座席も設定。
優先座席は、袖仕切り部も含め色が変えられています。
乗務員室背後はすぐ扉が設けられており、戸袋部は乗務員室にもかかっています。
車内案内表示装置
神戸市交通局で最初に導入された車内案内表示器は、3色LED式で、以前は[普通]・[快速]の表示部がありましたが現在では路線図と一体のものに変えられています。
次駅・現在駅などの表示の時は「〇〇駅」と表示されるのも特徴的です。
その他
乗務員室内、運転台は2ハンドルマスコンが採用されており、ATOによる自動運転も可能に。
案内表示設定器は乗務員室内車掌台側に設定器があり、「パターン設定」に[普通]や[快速1]、[快速2]や[回送][試運転][白幕]などの設定もあり方向幕と連動しているようです。
神戸市交通局・神戸市営地下鉄3000形は2021年7月引退予定
現在、神戸市営地下鉄 西神・山手線で活躍する3000形は残り1本。6000形の導入に伴い7月に引退が予定されています。
運用も定まっておらず、行っても乗れないこともある3000形ですが、最後の雄姿を静かに見届けましょう。。。