一部特別車で、1700系2両の特別車と2300系4両の一般車で構成された6両編成の総称を1700系と呼ぶ。
2008年のダイヤ改正で、全車特別車の特急が一部特別車となり、全車特別車の1600系3両編成のうち1両を廃車とし、残る2両に2300系一般車を組み合わせ運用されているが、2019年度より1700系2両の特別車を2200系30番台と組み換え運用が行われ、執筆現在では、1702Fの1本が残るのみ。そんな1700系をご紹介します。
外観
名鉄ならではのエンブレム(シール)
号車表示は、一瞬マグサイン式か…？と思うもシール貼り付けです。(名鉄さんはこういうところも細かいですよね)
行先表示は字幕式。現在ある一部特別車の特急車ではこの2両のみの存在に。。
車内
リクライニングシートが並びますが、落ち着いた色使いのモケットがどこか懐かしさを感じるような、、そんな雰囲気の車内です。
どこか、JR東海の373系のような雰囲気も。
リクライニングとはいえ、リクライニングの角度は微妙。とはいえ、快適さを向上させるに違いありません。
背面にはテーブルと網ポケットが装備。網がくたびれていますね^^;
テーブルには車内のご案内も。
どこか懐かしいような気もしなくもないです。。。
デッキとの仕切り部には大型スーツケース置き場も。
車イス対応席、、、ではありませんが、「0A」という座席が存在します。
というのも、おそらくダブルブッキングや座席汚損時用の席に置いてあるかと。。
車内案内表示器には、名鉄らしさも。昔から列車の速度を表示するみたいで、、アニメーションのように動きます。
デッキ・お手洗い
1号車・モ1702の運転台側デッキ。
微妙に運転台も見えますし、前面展望もできないことはないです。。。
2号車・サ1652のデッキです。
2号車の豊橋・中部国際空港側には、車いす対応トイレと洗面台があります。
トイレは洋式が採用されています。
トイレの向かいには、洗面台が。特にカーテン等の仕切りはありません。
デッキには製造メーカーの銘板が。日本車両製だそうです。
その他
座席の回転は、自動で行われます。(乗降ドア開放中に実施されていたため撮影)
編成表・座席表
最後に
1700系置き換え用の2200系30番台が新たに製造され、引退まで秒読み状態の名鉄1700系。一日でも長い活躍を祈るばかりですね。
