1970年に開催される日本万国博覧会(大阪万博)に合わせ輸送力増強を目的に製造されたのが近鉄12200系です。
元の12000系から一部を改良し運用をしていましたが、現在80000系や22600系の増備に伴い運用が減少、2020年度には運用を撤退する予定だそうです。
そんな列車をご紹介します。
比較的新しい汎用特急車両22600系を連結した6両編成。このような組成が見れるのもそうありませんね。
赤地の方向幕を装備した車両もあるようです。
回送幕に設定したところ、、誤幕となるようです。。なんだか、、、、^^;
車外
幕式の行先表示器を装備。
号車表示は札を差し込む昔ながらのタイプです。
車内
落ち着いた色づかい、どこか昔ながらの雰囲気もある車内です。
車端部には、デッキとの仕切り扉は自動扉、号車番号表示はLED式表示器が採用されています。
座席はリクライニングシートを装備していますが、座席間のセンターアームレストはありません。まるでロマンスカーのようですね。
座席展開は、、、リクライニングの傾斜角度もそんなにありませんが、ゆったり過ごせます。
座席背面にもテーブルは装備されていませんが、網ポケットが装備されています。
車内の座席番号表示は以前は1からの通し番号でしたが、、JR同様A~D席の配置に変えたため、かなり目立つ席番表示になっています。
トイレ
デッキ部にトイレはあります。落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
洋式トイレ。ほかの近鉄特急はリニューアルに際し温水洗浄便座「ウォシュレット」が装備されていますが、12200系は対象外となっています。
また、床は改修更新工事の際に大理石が埋め込まれたようなんですが、、、スベるからなのか網が敷かれています。。本末転倒の例ですね。
水を流すには、レバーですが、、時代を感じますね。
洋式トイレの向かいには和式トイレがあります、、、がここも大理石が埋め込まれたんですが滑らないように網が敷かれています。
デッキ
扉が内側に開くので、危ない反面、そこに洗面台があります…!?というような配置。
景色を眺めながら洗面台を利用できる…メリットですかね。
ちなみに、近鉄特急お得意のおしぼりは洗面台の壁面部分に置いてあります。
近鉄12200系 編成表
近鉄特急は、伊勢中川~鳥羽・賢島間で名伊特急と阪伊特急で向きが変わります。(ちょっとややこしいですね。)
近鉄12200系 座席表
2両編成の場合は、4号車が2号車部分、1号車部分は1号車として運用されます。(増結・連結位置で変動あり。)
近鉄特急の運用は、前日の夕方ごろに確定したのち、インターネットチケットレス予約のシートマップで確認ができます。
喫煙室がない編成が12200系の運用となります。