初代スカイライナーとして運行されてきたAE形の足回りと新製された普通鋼製車体と組み合わせて改造された3400形。1993年から1995年に改造され、8両編成5本の40本が在籍していましたが、徐々にその数を減らしています。
活躍残りわずかな京成電鉄 3400形をご紹介いたします。
京成3400形とは
初代スカイライナーのAE形は車体経年劣化により後継のAE100形へ置き換えられたものの、走行距離は少なく、足回りは継続して使用できる状態だったため、新製された普通鋼製車体と組み合わせて3400形として登場しました。
行先表示機
字幕式の行先表示機が採用されています。
車内
どこか趣を感じる車内は、1993年から1995年に製造された車体。
広々としたロングシートが並んでいます。
ドア間は8人掛けでバケットシートのような区切りなどはありません。
一部座席には車いすスペースが設けられています。
ドアは塗装や化粧板はなく、素材がそのまま残っています。
ドア上にはLED式の表示装置が装備。京急1000系などと同じタイプが装備されているようです。
運転台
運転台仕切りすぐ後部は3人掛けの座席が並んでいます。
どこか時代を感じる運転台ですが、力行5段・制動5段のワンハンドルマスコンが採用されています。
種別や行先、車内LED表示装置の設定器が車掌台側に装備されています。
京成3400形は残り僅かに…
8両編成×5本の40両存在した3400形は現在残り1本が活躍中。ですが、そう先は長くないのかも知れません。
撮影の際はルールやマナーを守った撮影を。