釧網本線の網走~知床斜里間で毎年1月下旬から2月下旬にかけて運行される「流氷物語号」。
途中、オホーツク海に一番近い駅「北浜駅」付近では流れ着く流氷を見ることができ、2023年はキハ40の「大地の恵み」シリーズで運行。ここでは「流氷物語号」と「北海道の恵み」シリーズについてご紹介いたします。
流氷物語号とは
オホーツク海すぐそばを走る釧網本線の藻琴駅~知床斜里駅間では毎年冬の時期に車窓から流氷が見えることでも有名。1990年に先代のノロッコ号を使用した「オホーツク流氷ノロッコ号」として網走駅~知床斜里駅間運行を開始。機関車の老朽化や運行経費、維持費等で赤字が続き、2016年度に廃止。2017年度より「流氷物語号」として普通列車を使用した臨時列車として運行開始。2020年からは「北海道の恵み」シリーズで運行されています。
サボ類
「オホーツクに消ゆ」とコラボしたサボが使用されています。
車内
既存のキハ40の車内にフローリング風の床面加工のほか、テーブルを設置、背もたれ部にも木が埋められていてどことなく温もりを感じる車内。
車端部はクロスシートで優先席部はモケット柄が変えられています。
一部区画のお二人様シートも健在しています。
1号車・2号車ともにボックスシートの海側のみ指定席となっており、窓上部にステッカーが貼られています。
時刻表・運行日
運行日:2023年1月28日~2月26日までの毎日
座席表
8・10・12・14・16番席は指定席で、それ以外の車両は自由席です。