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鉄道開業150周年を迎えた2022年10月、釜石線を走る観光列車「SL銀河」の撮影と、八戸線を走るレストラン鉄道「TOHOKU EMOTION」の撮り乗りな旅をしてきましたのでご紹介いたします。
- 旅の始まりは…「東京駅」
- 東京駅ナカで腹ごしらえ
- 東京19:20→盛岡21:33 はやぶさ43号/こまち43号
- 盛岡に来たからには…!?
- 2日目…朝活をしてから「SL銀河」の撮影へ
- 撮影1:東北本線 花巻~花巻空港
- 撮影2:釜石線 花巻~似内
- 撮影3:釜石線 宮守~柏木平 (めがね橋)
- 撮影4:釜石線 鱒沢~荒谷前
- 「SL銀河」撮影から離脱。「道の駅 遠野風の丘」で昼食
- 釜石線からは離れ、、、一路ドライブで宮古へ
- レンタカーから三陸鉄道に乗り換え
- 宮古15:05→久慈16:54 三陸鉄道リアス線
- 八戸駅直結の「いかめしや烹鱗」で夕飯
- 3日目…「TOHOKU EMOTION」の撮り乗り
- 撮影5:八戸線 鮫~陸奥白浜
- 撮影6:八戸線 宿戸~陸中八木 (洋野エモーション)
- いよいよ「TOHOKU EMOTION」に乗車します。
- 久慈14:18→八戸16:01 団体専用列車「TOHOKU EMOTION」
- 楽しい時間はあっという間に…終点の「八戸」
- 八戸16:16→東京19:04 はやぶさ34号
旅の始まりは…「東京駅」
150年前の1872年10月14日に開業した鉄道は、新橋~横浜間。東京駅の開業は遅れて1914年の12月20日だそう。
東京駅ナカで腹ごしらえ
東京駅グランスタ地下1階にある「東京ギョウザスタンドウーロン」。ここで新幹線乗車前に腹ごしらえ。
とろけるポテトサラダ(500円)
水餃子(500円)
焼き餃子(500円)
すでに味がついた餃子は、もちっとした皮に詰まったタネはおいしく小籠包のような味わい。
足りなかったら…胡椒、酢、醤油をかけることができますが、、、クセモノで飛び散ることも…。
さらにヨダレ鶏(780円)を頂いてお腹いっぱいになったところで、新幹線に乗車します。
東京19:20→盛岡21:33 はやぶさ43号/こまち43号
乗車するのは、東京駅23番線から発車する「はやぶさ43号」と「こまち43号」。
同行者さんが、「こまち」に乗車したことがない…とのことだったので、「こまち」側に乗車しました。
E6系は在来線規格で作られているため、新幹線内はステップが出てきます。
同行者といると、、東京から盛岡の約2時間10分はあっという間…。
盛岡に来たからには…!?
盛岡に到着しました。
盛岡に来たならば…見なきゃならんもの…!
「せっかく盛岡さ来たんだば “はやぶさ・こまちの連結・切り離し” 見でってくなんせ!」…と言うことで…
到着した「こまち43号」と「はやぶさ43号」の切り離しを見学…
ホームには…ちょっと趣のあるポスターも飾ってあります。
反対側へ向かうと…この日上りの最終「はやぶさ96号」と「こまち96号」の連結も見学して…ホテルへと向かいました。
2日目…朝活をしてから「SL銀河」の撮影へ
宿泊したホテルから「盛岡城跡公園」まで近かったので、ちょっぴりお散歩。
その後、盛岡駅前まで散歩をしてレンタカーを借りてホテルを経由して撮影開始。
撮影1:東北本線 花巻~花巻空港
高速道路を走り、、花巻ICから一般道で向かった先は東北本線を跨ぐこ線橋。
盛岡駅近くで撮影してからも間に合うんですが、、朝からゆっくりしていたのでスタートはここから。
ちなみに、、、「SL銀河」は10月の運転日は鉄道開業150周年のヘッドマークが取り付けられましたが、、、、ダサいですね…。
撮影2:釜石線 花巻~似内
釜石線の始発駅にもなる、花巻から出発して新花巻へ向かう途中のポイント。
意外と「SL銀河」をストレートで撮れるところは多くないらしいですが、、、。
引きでも撮影できます。
本当に…ヘッドマークが残念。
撮影3:釜石線 宮守~柏木平 (めがね橋)
言わずも知れた撮影地、通称「めがね橋」の「宮守川橋梁」を渡る姿を。
ヘッドマークがあまり目立ちにくい…と思っても目立ってますね…。
撮影4:釜石線 鱒沢~荒谷前
ヘッドマークがまったく写らない…そしてのんびりと走行している雰囲気が出れば…と立ち寄ったところ。
サイド気味に撮影されている方はほとんどいませんでした。
「SL銀河」撮影から離脱。「道の駅 遠野風の丘」で昼食
「SL銀河」が長時間停車する「遠野駅」手前にある「道の駅 遠野 風の丘」で昼食。
フードコートスタイルで何店舗か入店していましたが、、、
遠野はジンギスカンが有名ということで、、、筆者は「ラムロースト定食」を頂きます。お値段1,500円。
お肉は110グラムあるそうですが、ちょっと物足りなさも…。
北海道以外でジンギスカンを頂くことってあまりないので新鮮。そしておいしい。
つけだしの大根もこれまたおいしかった。
同行者さんは、遠野亜麻豚ハンバーグをチョイス(1,280円)。
ふっくらとしたハンバーグはさっぱりとした味付けでこれまたおいしい。(一口頂きました)
サラダもあって野菜不足を少しでも解消できそう…!
ご飯もツヤツヤふっくらでお味噌汁もおいしい…!ここはまた行きたいですね…!
遠野と言えば、釜石線の臨時快速「遠野ホップ号」が運行されるほどホップの製造もされています。
そんな「道の駅 遠野風の丘」では、クラフトビールも販売されていて、、、さらにオリジナルグラウラーも販売されていて、、、保温・保冷しながら持ち運びができるので、運転者も最終目的地やハンドルをもう握ることがないタイミングで、、、お酒を飲むことができる…一瞬買おうか悩みました…。というよりも、今度は誰か運転してほしい…そしてここで飲ませてほしい…そう思いました…。
釜石線からは離れ、、、一路ドライブで宮古へ
「道の駅 遠野風の丘」から、すぐそばにある釜石自動車道の遠野ICから宮古へと向かいます。
途中、「道の駅 やまだ」を経由して糖分補給したのちは…、宮古駅近くのレンタカー屋にてレンタカーを返却。
トヨタレンタカーなら県内(北海道を除く)の営業所間では乗り捨て料金不要なので、移動手段としても使えます。
レンタカーから三陸鉄道に乗り換え
宮古駅からは三陸鉄道にて北上します。レンタカーと鉄道を組み合わせる…これがハイブリッドな旅です。
なかなか来る機会もありませんが、、こうやって少しでも記録に残しておかないと…って思いますね。
宮古15:05→久慈16:54 三陸鉄道リアス線
乗車するのは36-100形気動車。数を減らしつつある…?開業当初に導入された36-100形に乗れるのはラッキーなのか…。
途中景色の良いところでは徐行運転や停止を行い観光列車の一面も。
しかし、線形からかトンネルが非常に多く、36-100形の2段式の窓ゆえか、車内は非常にうるさくなったり…
クレジットで購入することができましたが、、、宮古から久慈まで出札補充券での対応となりました。
時折、景色を楽しみながら終点の「久慈」駅に到着。
ここで、また新たにレンタカーを借りて今日の宿泊地へ。
八戸駅直結の「いかめしや烹鱗」で夕飯
翌日の撮影に向けて、ちょろっとロケハンをしたのち、、、八戸駅直結のレストラン「いかめしや烹鱗」で夕飯を頂きます。
「八戸ラーメン」と「いかめし」をチョイス。
ラーメンはオーソドックスな醤油ラーメンですがさっぱりとしつつも煮干しが効いた醤油味。
麺も中細麺でスルっと食べれます。
いかめしはというと、、、
イカの中にご飯が詰められており、まるで森駅の駅弁を思い出します。ボリューム感はなく、ちょっと物足りなさも感じます…。ラーメンとセットで食べると…いいかもですね。
3日目…「TOHOKU EMOTION」の撮り乗り
ホテルで朝食を食べ終えたのち、昨日借りたレンタカーを使って移動します。
撮影5:八戸線 鮫~陸奥白浜
八戸線で、最も有名な区間で土日のみ公開している「鮫角灯台」に登って撮影をします。
ギリギリ天気はもちこたえてくれましたが、、、穏やかな太平洋のそばをレストラン列車が行く景色は目を奪われます。
ちなみに、、、「鮫角灯台」に登頂できないときや、編成風で撮るときは、この柱付近で撮影している方がいるそうです(地元の方によると)。
早急に降りて、、次なる場所へと向かいます。
撮影6:八戸線 宿戸~陸中八木 (洋野エモーション)
三陸沿岸道で先回りをして撮影スポットとして選んだのは、、、公式サイトで「洋野エモーション」として紹介されている宿戸~陸中八木間撮影地。
沿線には旗が立てられています。「TOHOKU EMOTION」がやってくる少し前に地元の方が集まり旗や手を振ってくださいます。
沿岸部を走る姿を撮りつつ…
徐行運転をしてくれるので、このような光景も。
そして編成撮りをして、今回の撮影は終了。
レンタカーを久慈に返却します。
いよいよ「TOHOKU EMOTION」に乗車します。
筆者はいままで乗車したことがなかった「TOHOKU EMOTION」。復路のデザートビュッフェに乗車します。
久慈駅では三陸鉄道の洋風車両と顔合わせ。こちらも乗りたかった。
「TOHOKU EMOTION」の車内・運行時刻についてはこちらをご覧ください。
久慈14:18→八戸16:01 団体専用列車「TOHOKU EMOTION」
今回せっかく乗るからと…ちょっと奮発して個室にしました。
メニューとおしゃれなランチョンマットに目が惹かれます。
出発前に案内があり、ドリンクオーダーも取ってくれます。
アルコールメニューは、アサヒビールと赤・白ワインの用意でした。
ドリンク注文後、デザートのアソートプレートとして、
- マロンのプチシュー
- 洋梨のババロア
- カシスシャーベット
以上3つが提供されました。
言葉で表現するのが難しいくらい…ほんとにどれもおいしくて、逆に食べるのがもったいないぐらい…。
スイーツにビールなんてミスマッチそのものですが、、、いけちゃうんですよね…。
そして、オーダービュッフェの写真もあり、ここから注文します。
「赤い果実のタルト」「ガトークラシックショコラ」「アニス風味のパンドジェーヌ」右手に写っているものはこの日の限定マンゴーを使ったケーキです。
その他、左側に「苺のパンナコッタ」「青森りんごのジュレ」を頂きました。
オードブルでは、「生ハム」と「鶏の白レバーパテ&バゲット」をチョイス。
ビール…ではなくワインに合いそうですが、、、
ずーーっとビールを飲んでいます。。(しかし、このときはいくら飲んでも酔わないんです)
おいしいデザートとオードブルを頂きながら、そしてお酒を飲みながら、、、のんびりと時間が過ぎていく…こんな幸せな時間はなかなかないと思う至福のひととき。
デザートもオードブルもオーダービュッフェでさらにおかわり。同行者さんとお互いに美味しかったものリピートしたかったものをチョイス。
そろそろ満腹に…ってころに、先ほどの「鮫角灯台」付近を通過。天候が回復してきたようですね。
蕪島神社が見えてくると、、「鮫」です。独特な場所に神社がありますね。
楽しい時間はあっという間に…終点の「八戸」
ひたすら食べて飲んでまったりとした2時間の八戸線の旅は終わり…寂しさもありつつ東京へと戻ります。
新幹線ホームで、記事や停車駅表示がない発車標を初めてみました…。
八戸16:16→東京19:04 はやぶさ34号
新幹線イヤーのJREポイント半額を利用してお得に快適に「はやぶさ」で東京へと帰ります。
新函館北斗始発で東京にもいい時間に到着することからか、八戸時点でかなり車内は混雑していました。
車内販売があったので利用。こうやって少しでも貢献しないと、、、って思います。
道中は少し寝たり寝なかったり…な感じで終点の東京に到着。折り返しが、1日目に乗車した「はやぶさ」「こまち」43号ということで、、、きっかり48時間は旅していたことに。。。
48時間とは思えないほどの内容の濃さでしたが、また乗りたい・撮りたいと思える旅になりました。。