2022年9月23日の西九州新幹線開業の前日、「かもめ」に乗車するべく福岡入りをした筆者ですが、普段飛行機を乗らない同行者との行動だったので、ちょっと奮発してプレミアムクラスに搭乗。その模様をご紹介いたします。
機材<78G>とは?
ボーイング787-9という機材で、同じ[787-9]でもプレミアムクラスが28席・総座席数375席ある機材が<78G>、プレミアムクラスが18席・総座席数395席あるものが<789>と区別されています。
また、普通席にもパーソナルモニターがある機材が<78G>となり、<789>には設置されていないようです。同じ機材でも中に違いがあるようです。
搭乗前に「ANA LOUNGE」で旅のスタートを祝う乾杯
羽田空港に2か所あるANAラウンジですが、本館南のラウンジを利用します。
短い時間でしたが、好きなビールを飲んで旅の始まりを祝いました。
2022.09.22 羽田空港13:45→福岡空港 64番搭乗口から
64番搭乗口前には搭乗を待つ方で長蛇の列。
さすが、幹線路線だけあって混雑も相当なもののようです。
機材<78G>に搭乗するのは2回目ですが、プレミアムクラスは初
プレミアムクラス搭乗は、Group2の優先搭乗で搭乗しました。
機材<78G>の座席
今までのANAの青のイメージから一新する黒系統のモケット。
肘置き部にはスマートフォンなどが置けるコンソールになっているほか、電源コンセントとUSBポートも装備。
照明も埋め込まれていて入れたモノを忘れるというのを防ぐのもありそう。
実際、このように充電したうえでスマートフォンを置くことができます。
コンソールボックス横には、パーソナルモニター用のリモコンと、アテンダントコール、照明ボタンが設置。
操作しないと表示は消灯しちゃいますが、、、
「HND→FUK 0:12」と、残りのフライト時間も表示されます。これ、目安になって便利ですよね。
その他、、、「エアバス321<A321>」などで見られるリクライニングやフットレスト、レッグレストの操作ボタンもあります。すべて電動で動きます。
ヘッドレストの横には読書灯が設置されており、光っている部分を押すことでライトが出現します。
肘置き部の収納から引き出すと大型のテーブルが出てきます。
インパネ類が濃い木目調と黒い座席のシックな色合いで高級感が演出されています。
搭乗したのは、1H・1Kで、パーソナルモニターは壁面に設置されたものになります。
その他、肘置き部にちょっとしたものを置くスペースがあるほか、引き出してグラスを置くこともできるミニテーブル(サイドテーブル)も装備されています。
この日は天候も安定しており、快適なフライト
雲の上ですが、、非常にいい天気で気流も安定しており、フルサービスを受けることができます。
13:30発以降の便なので軽食が提供されます。
10:29までの出発便は[朝食]
10:30~13:29までの出発便は[昼食]
13:30~16:59までの出発便は[軽食]
17:00以降の出発便は[夕食]が提供されます。
この日の軽食は、、、
左上から
- パンプキンロールケーキ
- リンゴ、パイナップル、グレープフルーツ
下段左から
- スモークダックとカブのムース
- ジャーマンポテトと野菜のサンドイッチ
- 白身魚のフライ 黒胡椒ソース
- パストラミビーフのシューサンド
以上のラインナップで意外とボリュームはありますがヘルシー。
しっかりと頂きながら、、、
ミスマッチな組み合わせも。
普段飲まないお酒も飲みたくなる性なので、、、スパークリングワインを。
その後、、、オリオンビールを飲んだりと…すでにほろ酔い状態でした。
少し飲みすぎたものの…静寂性・快適性で他の機材と一線を画す78G
78Gこと787-9は、エンジン音も大きくなく、そして静寂性も向上しており、、、さらに快適なプレミアムクラスと文句なしな快適性。
ときに、賑やかでちょっぴり古さを感じるA767もいいですが、、、これは病みつきになっちゃいます…。普通席でも快適なんですけどね…!
福岡空港ではプレミアムクラス搭乗で優先的に手荷物返却があり、早めに受け取れました。こういう恩恵を受けるからクセになっちゃうんですよね…。
<78G>の搭乗には、機材を要チェック。
急遽機材繰りなどの都合で機材変更となることもありますが、予約・購入時に<78G>と書かれている機材が対象となります。<789>ではないのが注意ですね…。