池袋～荻窪間を走行する東京メトロ「丸ノ内線」。そのうち、中野坂上～方南町間に「方南町支線」があり、その方南町支線用に従来より活躍していた車両を置き換えるべく1996年に80番台として3両編成×6本が製造され、運用。
2022年8月27日のダイヤ改正で方南町支線用車両が6両編成に統一されることから、この先の去就が注目される同車をご紹介いたします。
外観
前面は運行番号ともに字幕式の行先表示器が装備されています。
支線でしか運用されることがないことから、「方南町⇔中野坂上」のステッカーが1両に1か所貼り付けられています。
車内
01系から踏襲された02系の内装から簡素化された80番台は、パイプの多用が目立ちます。
車内はオールロングシートで、ドア間は8人掛けです。
優先座席は車端部にあり、5人掛けの設定。また、モケット柄も変えられています。
ドア上にはLED式の情報案内表示装置が設置されています。
運転台
運転台との仕切り部には座席はなく、積み込みが効くよう広く取られています。
営業開始当初からワンマン運転を見据え、T字型のワンハンドルマスコンが採用されています。
2022年8月27日のダイヤ改正で去就に注目…
2022年8月27日にダイヤ改正が実施され、丸ノ内線の方南町支線で6両編成に統一されるほか、本線でも減便となるなどのダイヤ改正が実施されます。
3両編成の02系80番台は運用が無くなることから今後の去就が注目されます。
