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東武鉄道 「SL大樹」「SL大樹ふたら」 C11蒸気機関車 12系・14系客車

東武鉄道

東武鉄道が日光・鬼怒川エリアで運行している「SL大樹」。その「SL大樹」で使用されている蒸気機関車・客車をご紹介します。

「SL大樹」「SL大樹ふたら」とは

SL大樹とは、東武鉄道が蒸気機関車を使用して運行する観光列車で、主に鬼怒川線・下今市~鬼怒川温泉間で運行されています。
また、「SL大樹ふたら」は、東武鉄道の日光線・下今市~東武日光間を運行する列車につけられ、東武日光→下今市経由→鬼怒川温泉間を走行する列車も「SL大樹」の名がつけられています。

使用する蒸気機関車

C11 207

蒸気機関車C11の207号機は、JR北海道で運行されていたが東武鉄道が2016年8月に借り受け、2017年8月10日より営業運転を開始しています。

借り受けているとはいえ、東武鉄道線内で走行するために、無線アンテナの増設や、車掌車ヨ8000と連結して保安装置ATSを動作させています。

C11 325

真岡鐵道にて運行されていたが、2020年7月30日に東武鉄道に譲渡され、C11 207号機同等の改造工事を受け、2020年12月26日に運行を開始。

使用するディーゼル機関車

SL蒸気機関車の不具合時の定時運行の維持や、上り勾配での速度維持で使用されるほか、SL蒸気機関車の不調時の緊急登板用、東武日光駅で転車台がないことによる回送やけん引等、さらには定期検査時に「DL大樹」として使用されることがあります。

DE10 1099

JR東日本からの譲受され、2017年5月14日付けで入籍。

当然のことながら、東武の保安設備が装備されています。

DE10 1109

JR北海道のDD51形ブルートレインけん引機のような青色に金帯の塗装が施されています。

客車

14系客車・座席車

14系座席車が5両在籍しており、スハフ14 1・5、オハ14 1、オハ14 505、スハフ14 501が活躍しています。

車内は、簡易リクライニングシートが並び背面にテーブル等はありません。

12系客車・展望車

JR四国から譲受した12系客車オロ12 5・10の2両を展望車化と座席取り替えの改造を施し、2021年11月4日より運行を開始。

「大樹」のロゴも掲出されています。

デッキには今後活かされるかもしれないカウンターと、SL大樹の紹介ビデオが流れています。

車内はボックスシートが広がっています。

窓は下段部は開けられないようになっていますが、上段部は開けれるようになっています。

展望車区画です。
ベンチシートがわずかな空間ですが、ミュージックホーンを聞きながらまったりと乗車できる…そんな空間です。

運転日・運転時刻は多岐にわたります

ほぼ毎日運行する「SL大樹」は、運転本数や運転日・時刻は多岐に渡ります。
事前に、東武鉄道サイトよりご確認ください。

東武鉄道「SL大樹」運転日・時刻表はこちら

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