京成電鉄が、「空港アクセスと京成の原点回帰」の思いを込めて、初代AE形「スカイライナー」に代わる車両として、2010年7月17日より運行を開始。印旛日本医大～空港第２ビル間で在来線では最速となる速度160km/hにて運行されています。
そんな京成「スカイライナー」をご紹介します。
車内
天井は間接照明になっており、黒の座席モケットと青の枕カバーでシックな空間が広がっています。
こちらが、特別仕様の「KENTY SKYLINER」。主に違う点としては座席ヘッドレスト部のリネンが異なりますが、、、他にも違いがあります。
デッキから入ると大型の荷物置場があります。防犯カメラによるセキュリティもありますが気休め程度。。。
座席は、リクライニングシートでリクライニングの角度も程よくあります。
座席背ずりが薄いですが、人間工学に基づいた厚みだとか。ただ、薄いがゆえにクッション性はなく、乗車時間も「スカイライナー」「モーニングライナー」「イブニングライナー」でも最長でも1時間程度なので致し方ないかな…と。
「KENTY SKYLINER」では、王子様の模様が入ったヘッドレストリネンがあります。
座席背面にはテーブルが装備されていますが、広告が多く賑やかな印象。
テーブルは大型のものでさらに滑り止め加工もされています。…が、速度160km/hで走る車両にしては、カップホルダーが薄く感じるのは気のせいでしょうか。
座席下にはAC100V電源コンセントが設置されています。
デッキとの仕切り部上には、26インチの液晶ディスプレイが設置されており、京成本線経由・成田スカイアクセス線経由での停車駅案内や次駅案内等がなされています。
車いすスペースが設置されている区画はテーブルの利用ができなかったりも…。
インアーム式のテーブルすら用意されていません。
座席番号表示ですが、「KENTY SKYLINER」では一部の座席は金色のものに取り換えられています。
ここに座った人は…王子様…？
その他「KENTY SKYLINER」特別装飾で、「お客様は、お姫様。」「KENTY SKYLINER」のシールが随所に貼られています。
デッキ・トイレ
トイレは5号車にあります。
車いすご利用のお客様対応の多機能トイレのほか、
通常の洋式トイレ、
男性専用の小便器も設けられています。
また、車いすご利用のお客様対応の多機能トイレの向かい側、男性用小便器の横に洗面所が設けられています。
4号車には、自動販売機を備えたデッキもあります。
車外行先表示器
「スカイライナー」や「イブニングライナー」、「モーニングライナー」の種別・行先のほか、上野～成田空港間は経由線名(「成田スカイアクセス線経由/京成本線経由)も表示されます。
KENTY SKYLINER
特別装飾がされた、「KENTY SKY LINER」ですが、2022年11月20日をもって一旦運行を休止するようです。
