JR東日本が2021年3月より房総地区でのワンマン運転用に導入した新型車両「E131系」。千葉・房総エリアに導入された同車は、車内にセミクロスシートを採用、トイレを装備するなど長距離の移動にも快適に過ごせるよう考慮されています。
そんな、千葉エリアを走るE131系をご紹介します。
E131系0番台・80番台
運用路線
- 内房線:木更津~安房鴨川
- 外房線:上総一ノ宮~安房鴨川
- 成田線・鹿島線:成田~香取~鹿島神宮
車外行先表示器
フルカラーLEDが装備されています。
ワンマン運転用安全確認カメラ
車外にはワンマン運転用の安全確認カメラが設置されています。
車内
ボックスシートが海・山側に1区画ずるあるほかは、ロングシートが装備されています。
ボックスシートはE233系などに採用されているものと同等です。
ボックスシートの横には2人掛けが装備。これもE233系などと同じですね。
ボックスシート区画を超えると、扉間に広がるロングシート。
反対を望むとボックスシート区画となります。
ロングシートは扉間7人掛け。
運転台すぐ後ろは4人掛けになっています。
座席のモケット柄は、房総の海岸部の「海」と内陸の「菜の花」をイメージしたシートになっています。
ドア上には案内表示器が装備されています。が、広告スペース部分は津波等緊急時の避難の際の案内がなされています。
トイレ
車端部にはトイレも設けられています。
E235系横須賀線タイプと同等。車いすご利用の方にも配慮されています。
運転台
運転台は左手ワンハンドルタイプで、ワンマン確認用の表示などをする液晶ディスプレイが大型の物1つ、計器類はグラスコックピットではなくアナログタイプが採用されています。
また、貫通路があるためコンパクトにまとめられています。