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【乗り鉄】 銀座線の「予備灯」が点灯された特別仕様の1000系に乗りに行ってきた

東京メトロ

帝都高速度鉄道営団から「東京メトロ」になり20年。20周年を記念して、銀座線で運行されている1000系の特別仕様車(1039F)に搭載されている「予備灯」が期間限定で点灯されたので、乗車してきました!

銀座線の「予備灯」とは…?

開業時に活躍していた旧1000形では、ポイントなどの通過時に瞬間的に停電となり、車内の室内灯が消灯し、バッテリーを電源とし「予備灯」が点灯されていました。現在運行されている1000系では、運行中に消灯するようなことはありませんが、レトロ風なアレンジが加えられた1000系の2編成はイベント用に「予備灯」が設けられています。
その予備灯が、東京メトロ20周年企画として、2024年5月3日~6日で常時点灯する企画が実施されました。

運行は2024年5月3日~6日の4日間で、時刻は固定。

画像出典:東京メトロHP内ニュースリリースより

運行時刻は固定されていました。

銀座線1000系特別仕様車 外観

前照灯は1灯の丸目スタイルになったほか、尾灯の灯器も変更されており、立体的な飾り帯が表現されています。

側面の行先表示機は他の1000系と同様、白色LED式の表示器が採用され、浅草行の場合は到着番線がスクロールで表示されます。

1000系特別仕様車 車内(通常時)

レトロ感漂う車内は、木目調が採用されているほか、手すりも真鍮製を模したものに。

モケット柄が1000形を模した緑色のものが採用されているほか、定員着座のためさりげなく区切りもつけられています。

車端部は車いす・ベビーカースペースが設けられているほか、

一部の車端部は優先座席が設定され、モケット柄はどこか懐かしい赤系の色に。

リコ式風吊り手も再現されています。

窓枠横にある「予備灯」は通常は消灯状態です。

特別仕様車の紹介は車内の広告スペースで掲出されています。

銘板は1000形に合わせたものを採用し、レトロ感を演出。

運転台との仕切りも木目調で仕上げられています。

ドア上の表示器も通常仕様の1000系同様3画面の構成。

コンパクトに仕上げられた運転台。今後ワンマン運転に向けた改造工事が実施されるのでしょうか。

東京メトロ20周年企画では、予備灯を常時点灯し室内灯を暖色系に変更

常時点灯していた「予備灯」。客室の見通し写真のみだと点灯の有無はわかりづらいかも知れません。

常時点灯していた「予備灯」。点灯の有無で雰囲気が異なります。

運用を終え、浅草から上野検車区へ回送される際、室内灯が消灯。このとき「予備灯」のみ点灯しており、趣ある雰囲気に。

東京メトロの今後の発展と企画の展開に期待

コロナ以降でイベントも復活しつつあるなかでの今回の企画。誰でも乗れるというメリットもあり、気軽に参加できた方も多かったのではないのでしょうか。
20周年を迎えた東京メトロの今後の益々のご発展を祈念いつつ期待し、また参加したいですね。

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