東武鉄道500系「リバティ」は、2017年4月21日に運用を開始。東武鉄道の特急形の新造は100系「スペーシア」以来26年ぶりの導入となった。
東武鉄道500系「リバティ」をご紹介します。
「リバティ」Revatyとは
愛称「Revaty」とは、併結・分割機能を活かした多線区での運行を示す「Variety」(=バラエティ 多種・多彩)と、各路線を縦横無尽に走り回り自由度の高いことを示す「Liberty」(=自由)を重ねた造語です。
車外行先表示器
車外行先表示器は、大型のものが採用され、次駅案内や、始発駅では停車駅案内がされます。
車内
天井の間接照明が特徴的ですが、木目調と紺のモケット柄のコントラストもあり、落ち着いた空間に仕上がっています。
座席は、インアーム式のテーブルのほか、背面にもテーブルがあり、回転させて向かい合って利用するときも利用しやすいように考慮されています。
また、リクライニングボタン付近には、AC100V電源コンセントも装備。ビジネスにもレジャーにも快適に利用できそうです。
車いす対応席の向かい側にはフリースペースもありますが、、、足元が広い反面背面テーブルがないので一長一短ですね。。。
車端部には、壁面に大型のテーブルとドリンクホルダーが備え付けられています。
車内案内表示装置は、大型のフルカラーLEDが採用されています。
次駅の案内や出口方向などが表示されますが、アンチエイリアスの影響で見やすいか見やすくないか…微妙なところですね。。。
トイレ
トイレは、2号車・5号車に集約されています。
車いす対応トイレは非常に広々とした作りで、ベビーベッドも装備。
また、温水洗浄便座「ウォシュレット」も装備されています。
こちらは男女共用の洋式トイレ。
こちらにもベビーキープ・ベビーベッド、温水洗浄便座が装備されています。
男性用小便器も装備。
木目調のパネルと白い陶器が落ち着いた空間を演出してくれますね。
その他
3両編成×2本の6両で運行するときは乗務員室部分の貫通路により通ることができます。
東武500系「リバティ」運用
現在、東武500系特急「リバティ」は以下で運用されています。
- 特急「リバティけごん」浅草~東武日光
- 特急「リバティきぬ」浅草~東武日光
- 特急「リバティ会津」浅草~会津田島
- 特急「リバティりょうもう」浅草~赤城
- 特急「スカイツリーライナー」春日部~浅草
- 特急「アーバンパークライナー」浅草~大宮・柏 大宮~柏
特急「リバティ」の特例
特急「リバティ」は、全座席が座席指定で運行されていますが、下今市より先の下今市~会津田島間と下今市~東武日光間は乗車券のみで利用可能です。ただし、指定券持参の方が見えたら譲ることになります。(リバティきぬ105号・120号、リバティけごん21号・36号を除く)