1987年の国鉄民営化を前に、経営基盤が脆弱となると予測された北海道・四国・九州の老朽した旧型車両の取り替えを目的に製造された気動車で、新潟鐵工所および富士重工業で計21両が製造された。
そのキハ32をご紹介します。
外観
コーポレートカラーである、水色が採用された外観は、鋼製のJR四国の気動車はキハ40などを含めほぼ共通された塗色になっています。なお、キハ32は全長16mと小さい作りになっています。
車内
クロスシートはなく、全車両がロングシート。モケット柄がどこか懐かしい色合いですね。また、車内にトイレはありません。予土線ではちょっぴり地獄を味わったりしますが…。
運転台
簡素化された運転台ですがワンマン装置もあるので所狭しに機械があるような印象です。
運用
- 松山運転所15両 予讃線(松山~宇和島(海周り・山周り)・内子線・予土線
- 高知運転所6両 土讃線(土佐山田~須崎)