首都圏・関東から一番近い蒸気機関車が走る鉄道…「秩父鉄道」。その秩父鉄道のうち熊谷~三峰口間を1日1往復する「SLパレオエクスプレス」に撮り鉄&乗り鉄してきましたのでご紹介します。
- 熊谷への往復は、企画乗車券「休日おでかけパス」を利用。
- SLパレオエクスプレスの始発駅「熊谷駅」
- 熊谷駅からは秩父鉄道の旅がスタート。
- SLパレオエクスプレスを追っかけ。
- 上長瀞駅で下車し、荒川橋梁へ
- ちょっと急ぎ足で上長瀞駅に戻り…
- 白久-三峰口間で撮影予定も人の多さに断念
- 御花畑へ向かいます。
- 西武秩父駅直結の温浴施設「祭の湯」
- 御花畑駅からはいよいよ「SLパレオエクスプレス」に乗車。
- SLパレオエクスプレスに乗ったら事前予約の弁当
- 撮り鉄した荒川橋梁こと親鼻鉄橋をゆっくりと通過
- 長瀞駅で小休止
- まったりと時間が過ぎてゆき…終点の熊谷に到着
- 黄色い新幹線のお医者さん「ドクターイエロー」
- 最後に幸せのおすそ分けを頂いて帰路につきます。
熊谷への往復は、企画乗車券「休日おでかけパス」を利用。
「休日おでかけパス」は、指定席券売機で当日でも購入が可能。エリア内の普通列車自由席が1日乗り放題なうえに、特急券追加で特急にも乗車できて便利ですね。
今回は、熊谷への往復に利用します。
SLパレオエクスプレスの始発駅「熊谷駅」
JRを利用し、熊谷に到着しました。
上層に上越新幹線もあるので、若干暗めの雰囲気のホームです。
改札を抜け、秩父鉄道乗り場へと向かいます。
秩父鉄道の券売機は、昔懐かしのタイプがいまも健在。
ここでもフリーきっぷを利用するため、窓口にてフリーきっぷを購入します。
秩父路遊々フリーきっぷが1,600円で発売されており、熊谷から秩父の往復でも元が取れる優れたフリーきっぷです。
急行列車やSL列車に乗車の場合は、別途料金が必要となります。
熊谷駅からは秩父鉄道の旅がスタート。
フリーきっぷを購入し、熊谷駅からは秩父鉄道の旅がスタート。
SLパレオエクスプレスに乗車したい…ところですが、先回りします。。
「SLパレオエクスプレス」は、三峰口駅側から電気機関車に引っ張られ、9:51頃に入線してきました。
到着後はホーム上は大賑わい。この日は「SL行田花手水」として運行されていました。
昭和19年の製造。今も現役で走っていることがすごいですよね。かつて東北地方などの旧国鉄(現在のJR)で活躍したSLで、1972年に現役引退後は、吹上町立吹上小学校の校庭で静態保存されていましたが、さいたま博覧会(1988年3月19日から5月29日まで熊谷市で開催)にあわせて「SL運行を!」の声があがり、その大役にC58363が抜擢され復元されたそうです。
SLパレオエクスプレスを追っかけ。
熊谷9:58→明戸10:10 普通
先回りしてまずはSL撮影1発目。
天候は微妙なものの、力強く走るSLを目の前で見送ることができました。
ここで撮影後、駅に戻り次の電車に乗ります。
明戸10:41→上長瀞11:17 普通
やって来たのはなんと元都営三田線の5000系。これに乗り込み、途中の寄居で「SLパレオエクスプレス」を追い抜きます。
途中では秩父鉄道の貨物輸送の姿も。三ヶ尻線は廃止されたものの現在も貨物輸送はあるんですね。
上長瀞駅で下車し、荒川橋梁へ
上長瀞駅で下車したのち、荒川の河川敷へと向かいます。
ラフティングやカヌーが行われるここ荒川の河川敷で「SLパレオエクスプレス」を待ち構えます。
ちなみに、長瀞ライン下りのボートも。楽しみながら「SLパレオエクスプレス」が見れればなお楽しいでしょうね。
練習…とまでは言わなくとも構図確認にもなる上り列車を撮影。
11:43頃に親鼻鉄橋こと荒川橋梁をゆっくりとしたスピードで通過していきます。
車内からも、河川敷からも手を振りあう…のんびりとした景色でいいですよね。
ちょっと急ぎ足で上長瀞駅に戻り…
上長瀞11:53→白久12:33 普通
すぐやってくる普通に乗り込みます。
途中、秩父駅には留置されている西武4000系の姿も。
そして、秩父駅でSLパレオエクスプレスを追い抜きます。
白久-三峰口間で撮影予定も人の多さに断念
結構有名なポイントらしくかなり混雑していまして…行ったものの諦めました。
通過していく姿をホームにて撮影。
ちなみに、、、撮影ポイントはちょうどSL蒸気機関車が写っているあたり。。
空いている方なんでしょうけども…。諦めました。(笑)
御花畑へ向かいます。
追っかけはここまで。。。白久から御花畑まで普通列車で戻ります。
白久12:58→御花畑13:17 普通
乗車したのは結構お世話になっている7700系。元東急8090系の車両ですね。
御花畑駅に到着後は…西武秩父駅方面へと向かい、、
西武秩父駅直結の温浴施設「祭の湯」
温泉に入って汗を流すのもありですが、、、時間の都合上断念。
SLパレオエクスプレスの追っかけを上長瀞までにして、上長瀞から御花畑まで来てしまえば…より西武秩父での滞在時間も長くなっていいかも知れませんね。
「祭の湯」内のフードコートにてちょっと休息。
クールダウンを兼ねて、ジェラートを頂きました。
ちなみに、西武鉄道の西武秩父駅と秩父鉄道の御花畑駅は直通運転の兼ね合い上、同一駅扱いに(直通列車は西武秩父駅には停車しないため)
徒歩約5分で乗り換えできます。
御花畑駅からはいよいよ「SLパレオエクスプレス」に乗車。
待っているときに、、、7900系?がやってきました。
明らかに前面は増設された感たまらないですね。
秩父鉄道・御花畑駅には、SL用の停止位置目標のスタンドが掲出されています。
場所的に停めにくいからでしょうか。。。
各停が行った後ちょっとしてから、「SLパレオエクスプレス」がやってきました。
撮り鉄した車両に乗るのはちょっと不思議な感じも。
SLパレオエクスプレスに乗ったら事前予約の弁当
SLパレオエクスプレスでは事前予約制の弁当を車内で購入することができます。
座席番号を指定すると、その席まで持ってきてくれてそこで代金と引き換えに弁当を受け取れます。
立派な入れ物に入れられている「SL車内弁当」(1,400円)
新鮮な秩父で採れた野菜と、
秩父ホエー豚のわらじかつと埼玉武州牛の和牛ローストなどなど、、、埼玉・秩父の食材がふんだんに使われているのに1,400円はリーズナブル!
メニュー
・埼玉武州和牛のロースト-兎田ワイナリーの秩父ルージュとブドウの絞りカスを使った特製ソース-
・秩父ホエー豚のわらじかつ イタリア風トマトマリネ添え-兎田ワイナリーの秩父ルージュとバルサミコ酢の特製ダレ-
・お米「彩のきずな」
・さいたまヨーロッパ野菜研究会の彩り野菜
・秩父産野菜
・秩父おなめのバーニャカウダソース
・ビーツ風味のポテトサラダ
「SL車内弁当」について詳しくは、秩父鉄道のサイトよりご覧ください。
撮り鉄した荒川橋梁こと親鼻鉄橋をゆっくりと通過
先ほど撮り鉄した荒川橋梁を通過。
学生が水遊びをしていましたが、、、こっちを見て手を振ってくれる…そんなのどかな雰囲気でした。
長瀞駅で小休止
先頭ではSLと記念撮影できるとあって大賑わい。
時間を見計らえばゆっくり撮影することもできます。
後続の普通列車と行き違い列車を先に通します。
まったりと時間が過ぎてゆき…終点の熊谷に到着
長瀞を出た後はのんびりと時間が過ぎてゆきまったりと過ごしていました。。。
ら、終点の熊谷駅に到着。
熊谷駅到着後はすぐに電気機関車を連結する作業をやっていました。
連結後は電気機関車が先頭となり回送として発車していきます。。
発車をお見送りすることなく、、、JR高崎線へ。
黄色い新幹線のお医者さん「ドクターイエロー」
JR高崎線に乗ってそのまま東京駅へ。
ドクターイエロー運転日ということもあったので、ちょっぴり見学。
入線する姿をしっかり捉えることができました。
先頭部ではギャラリーで大賑わい。
700系新幹線をベースとした923形は黄色ということもあり存在感抜群ですね。
反対側ホームへ移動して、、、可動式ホーム柵が写ってしまってますが。。。
発車時も望遠にて捉えてみました。ギャラリーが多く人気の高さがうかがえますね。
最後に幸せのおすそ分けを頂いて帰路につきます。
この日、JR埼京線・湘南新宿ライン・山手線は停電で大混乱。
いろいろなルートを駆使して帰路につきました。
また、SLに乗って旅をしたいですね。。。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。