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東武鉄道 N100系 新型特急「スペーシアX」(SPACIA X)

東武鉄道

東武鉄道が32年ぶりに導入した新型フラッグシップ特急「スペーシアX」。6両編成で7つの座席設備が設けられ、用途や予算などに合わせて楽しめるよう考慮されています。2023年7月15日にデビューした新型特急「スペーシアX」をご紹介いたします。

外観

ホワイトサーフェイサを吹いたような色合いの「スペーシアX」。
外観から特徴的です。

車体にロゴももちろん入れられています。

車内座席設備

3~5号車 スタンダードシート

2列+2列配列の「スタンダードシート」は、3~5号車に設けられています。

座面スライド機構などは採用されていませんが、快適に過ごせるよう設計されています。リクライニング角度は深くありませんが、フルで倒しても後席への影響は少なそう…。

前席の背面にはテーブルとAC100V電源コンセント、カップホルダー、シートポケットが装備されています。

5号車 ボックスシート

5号車に2区画あるのがこちら「ボックスシート」。

その名の通りボックスシートですが、横幅がゆったりめに作られており、1つ席に小さなお子様と一緒に座ることも可能です。

2号車 プレミアムシート

2号車には座席がワンランク上の「プレミアムシート」が採用されています。

座席は1+2列配列の横3列シートで、スタンダード座席に比べて広々ゆったりとした座席に。

バックシェルが採用されており、後席を気にすることなく座席をリクライニングすることができます。

リクライニングをすると座面が前面にせり出し、ゆったりと座ることができます。
座席は電動リクライニング機構とネックサポート型可動式枕が取り付けられています。

リクライニングをすると座面が前面にせり出し、ゆったりと座ることができます。
座席は電動リクライニング機構とネックサポート型可動式枕が取り付けられています。

肘置き部にはコントロールパネルがあり、リクライニングと読書灯のボタンが備え付けられているほか、

内蔵式テーブルとコンセントを装備。

1人掛け座席・2人掛け座席ともにミニテーブルとドリンクホルダーも備え付けられています。

プレミアムシートは非常に快適なのですが…どうもフットレストやレッグレストが欲しくなっちゃいます…。

デッキとの仕切り戸上部にもLCD式の情報表示装置が設けられており、

停車駅案内や天気、前面展望映像やCMなどがループして流れるようになっています。
停車駅案内は紅葉が描かれていましたが、時期によって絵柄は変えられるんですかね…?

1号車 コックピットラウンジ

1号車には「コックピットラウンジ」と「GOEN CAFÉ SPACIA X」が設置されています。

ちなみに…デッキ仕切り部の天井にもモニターが仕込まれていて…四季折々な景色が映し出されています。

こちらは「コックピットラウンジ」。

「日光金谷ホテル」や、大使館別荘などをモチーフに、気品高く落ち着きのある空間とした車両は“時を超えるラウンジ”がコンセプトな「コックピットラウンジ」です。

4人掛け席は2人から、2人掛け席は1名から利用できます。

運転台すぐそばには1人掛け席もあり、かぶりつきできるようになっています。

灯具類も1号車「コックピットラウンジ」6号車「コックピットスイート」のみで使用されるもので気品高い雰囲気に。

「コックピットラウンジ」利用者限定で優先的にカフェ「GOEN CAFÉ SPACIA X」が利用できます。

「GOEN CAFÉ SPACIA X」にはビアサーバーが設けられ、クラフトビールが提供されています。

目の前で注いでいただけます。

車内デッキ・トイレ

デッキ部には大型の荷物置き場が設けられており、ICカードでロックをかけることができます。

デッキ部にはLCD式の案内表示装置が取り付けられています。JR東日本のE259系「成田エクスプレス」などでも見られる装備ですね。

トイレは2号車と5号車に設けられ、うち5号車は電動車いすご利用の方も利用できる多目的トイレ。

壁面は黒色で、便器等陶器が白色で清潔感があります。

運転台

1号車「コックピットラウンジ」・6号車「コックピットスイート」からは運転台を眺めることができます。

運転台は左手ワンハンドルマスコンで、計器類はグラスコックピットが採用されています。

スペーシアXはさらなる増備予定

2023年度の鉄道事業設備投資計画によると、2024年度に向けてさらに2本増備を予定している「スペーシアX」。今後の活躍に期待ですね。

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