引退迫るJR九州の観光列車「いさぶろう・しんぺい」号。撮影会ツアーに参加してきましたのでご紹介いたします。
「いさぶろう・しんぺい」車両見学会 in 鹿児島車両センターに参加
朝7時30分に集合させられる結構早い見学会。募集人員50人に対して第1部は8名…。お値段もあったので思ったよりも集まらなかったのでしょうか。
受付を済ますと、参加中の証明となるストラップと、記念品のミニタオルを頂けました。めっちゃかわいい。
そして…おそるべし商魂たくましい。「36ぷらす3」など…乗らないと買えないようなものも販売されていました。
さて、、時間になったので撮影会会場へ移動。
まずは休車中のキハ40とご対面。
快速幕が掲出されています。
奥には…キハ47の一般車と特急「指宿のたまて箱」が連結した状態で留置されています。
そしていよいよ…特急「いさぶろう・しんぺい」とご対面。
今回休車中の713系と並べたようです。およそ30分5,000円の見学会スタート。
奥にはDE10の姿も。
いままでありそうでなかったこの並び。見れるものではないのでいいですよね。
ちなみに713系の方向幕は「ワンマン 西鹿児島」。
電柱が邪魔をしていますが…、、、
最初の募集段階では、リクエストには応えられません的なことが書かれていたんですが…鹿児島中央駅駅長や本社系の方が「可能な限りお応えするのでおっしゃってください」と。
というわけで、フォグランプを点灯してもらいました。「いさぶろう・しんぺい」はフォグランプあってこその姿でもあると思うんですよね…。
ロゴや車番なども撮り放題。
2号車も車両センターならではの高さから見れます。
いよいよ車内へ…
まず、1号車の「キハ47-8159」から見ていきます。壁面までシックな色合いが特徴な1号車。
よく乗っていたので…懐かしい…そんな気持ちでどんどん見学していきます。
ワンマン機器も残されているほか、ワンマンの放送も流していただきました。八代から吉松間。列車が走ることはこの先あるのでしょうか。
このころの水戸岡デザインやJR九州が一番好きだった筆者ですが、皆様はいかがでしょうか。
運転台背後にも座席が設けられていますが、ここだけは他の座席とモケット柄が異なるようです。
車内中央にはフリースペースも設けられているほか、小さいながらベンチも設けられています。
トイレ前には自由席となるフリースペースも。
トイレは車内と打って変わって清潔感ある白を基調とした空間に。
こちらは2号車となる「キハ47-9082」で1号車よりも明るい雰囲気に。
座席はボックスシートが主体ですが、
一部2人掛けの座席もあります。
2号車も1号車同様、車両中央部にフリースペースが設けられています。
2号車運転台背後は
7席ある自由席で、「いさぶろう・しんぺい」の運行時、時刻表にも「自由席は7席のみで指定席券の購入をおすすめします」と書かれていましたね。薄いクッションで長時間の乗車には辛いスペースでもありそうです。
見学会では運転台にも入ることができたほか、車内放送用のオルゴールを鳴らしたり車内アナウンスをやってみたりと…いい意味でやりたい放題させてもらえました。
外に出ると…天気も回復。「いさぶろう・しんぺい」が輝いて見えますね。
最後に幕回しを見せて頂いて見学会は終了。30分5,000円は相当高いな…と思いましたが結果的には少人数でしたが価値のある見学会でした。メディアの方がひっついてきて…大変でしたが。
こういう建屋とかも…気になりますね。
30分5,000円と決して安くはないですが…最高のツアーでした。
安くない…むしろ高いぐらいなツアーだからこそ募集人員もそこまで集まらず…それが結果的にやりたい放題できてむしろ安上がり…最高なツアーでした。
企画してくださったJR九州の方々、この度はありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。