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【乗車記】 引退迫るノースレインボー使用の特急「ニセコ号」に乗車してきた (2022.09.08 札幌→函館)

乗車記

札幌から函館間を函館本線小樽経由で走行する特急「ニセコ号」。毎年夏休みが終わる9月ごろに運行され、主に183系気動車や「ノースレインボーエクスプレス」、「クリスタルエクスプレス」などが使用されてきました。
「ノースレインボーエクスプレス」の引退が決まったいま、特急「ニセコ号」は大盛況に。そんな大盛況な特急「ニセコ号」に乗車してきましたのでご紹介します。

旅のはじまりは札幌駅

特急「ニセコ号」の始発駅である「札幌駅」。ここから乗車します。

電光掲示板には「特急 ニセコ号」の文字が。

いまや手稲・小樽・倶知安方面の電光掲示板に「特急」の文字が表示されることはほぼなくなった現状で見れること自体がレアな気もしますが、、堂々と表示されています。

自由席は大盛況で大行列

ここは自由席の3号車ですが、先頭の人は何時頃から並んでいたのでしょうか。。。列は渦を巻くかのように並んでいます。

列車は7:51に2番線に到着し、7:56に発車します。わずか5分と停車時間はわずか。

ちなみに、頭上の乗車位置案内には専用の物が用意されていました。

先頭に行き、電光掲示板と絡めて写真を撮っているとあっという間に発車時刻ギリギリに…。

特急「ニセコ号」は札幌駅を発車。ここから約5時間の旅が始まります。

筆者は終着の函館まで乗車しますので、、、約5時間の旅が始まります。

また、嬉しいことに指定席が確保できていたので、安心して座席に着くことができました。

座席が進行方向左側だったので、朝里・銭函界隈の海沿いの景色は座席越しに楽しみ…。

小樽に到着…4分ほど停車します。

札幌から小樽までは先行の普通列車に追いつくのか非常にゆったりとした走りに。

小樽駅で4分停車も、筆者は下車せずそのまま乗車していました…が、先頭車両の撮影に向かう人がちらほら…

函館本線(山線)に特急の表示や、「函館」と堂々たる表示がいいですね。

いよいよ山線らしい区間に突入…!

小樽を発車すると、先ほどまでののんびりした走りからちょっと変わり、しっかり加速をして勾配を駆けあがっていきます。

余市で6分停車…特産品の販売!

余市には9:07に到着し9:13の発車まで6分の停車。
停車時間を利用して、特産品の販売が行われています。

JR北海道 特急ニセコ号2022運転案内ページより引用(https://www.jrhokkaido.co.jp/travel/niseko/pdf/2022_niseko_TokusanMenu.pdf)

特産品のメニューはいろいろとありますが…
「アップルパイ&りんごラムネ」 or 「アップルパイ&ニッカハイボール香る夜」の2種類が500円とワンコインで購入でき、人気なようです。

筆者は頂きませんでしたが、同行者さんが買いに行ったので便乗して撮影。普通にめっちゃおいしそうじゃないですか…二日酔いじゃなかったら買ってましたね…。

ゆるキャラ「ソーラン武士!!」にお見送りを受けながら余市駅を発車します。

次の停車駅「倶知安」では、新幹線工事が真っ盛り

新幹線工事に伴いホームや線路を移設して行われているようで、、、面影が残っています。
ここでは、3分の停車で、(株)ニセコリゾート観光協会の方が乗車されてきました。

羊蹄山を眺めながら車内販売

倶知安駅を発車すると左手に羊蹄山を眺めながら函館へと進みます。

車内販売メニュー。比較的リーズナブルな価格設定で、どれも美味しそう…。

結局「のむヨーグルト」と「メロンゼリー」を購入していただきました。どちらも北海道らしさを感じる…最高な逸品です。

ちなみに、、同行者さんは…「トマトジュース」以外…と言って買ってました。(笑)

室蘭本線と合流すると…長万部に到着

長万部駅では16分の停車時間があり、函館から札幌への特急「北斗7号」へ乗り継ぐことも可能なダイヤに。

その北斗7号は…キハ281-901の試作車に塗装変更された車両で、、、、これまた偶然とは言えラッキーです。

ここ「長万部駅」では事前予約で受け取れる「かにめし」の販売がありました。

停車時間を利用してステッカーの撮影もできます。
秋の運行では全車指定席になるので、2・3号車の自由席は夏で見納めですね…。
とはいえ、毎回毎回手が込んでるんですよね。。。

ハイデッカー車両がわかりやすく…ちょうど人もいなかったので写りこみなく撮影できました。

先頭車両もタイミングが合えば…見れますね。

長万部駅には、ゆるキャラ「まんべくん」もいました。

長万部からは噴火湾沿いを走行

雄大な景色を眺めながらのんびりと函館へ向かっています。

「森」からは駒ケ岳に沿って山を駆け上り…

一瞬だけ函館の町が見えてきました。この一瞬見えるのがまたいいんですよね…。

終点の函館駅に到着

終点の函館駅に到着。折り返しすぐに札幌行きに特急ニセコになります。

反対側のホームに回りましたが、、、同じように撮影している方が多かったですが、、、、
函館駅はカーブしていて「ノースレインボーエクスプレス」のカラフルさがより目立っていいですね。

函館からプチ観光

ここからは番外編…帰路は函館空港から帰りますが、時間があるのでご飯と観光を…。

ラッキーピエロ 函館駅前店

函館と言えば「やきとり弁当」か「ラッキーピエロ」か…って印象ですが、「ラッキーピエロ 函館駅前店」へ。

筆者は、「ラッキーエッグバーガー」をチョイス。ふわふわなバンスにジューシーな肉に新鮮なトマトがいい味で人気No.2なのも納得できます。

そして同行者さんは、一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」。チキンがごろっと入っていておいしそうですが食べにくそう…。

さらに2人でシェアする「チャイニーズチキン焼きそば」

ジューシーなチキンが2つ入った焼きそばでボリューミー。けど、ハンバーガー1つじゃちょっと足りない…ってときにもってこい。

筆者はチーズが苦手ですが、、、マグカップにポテトが入ってさらにチーズとミートソースがかけられた「オリジナルラキポテ」を同行者さんが食べていました…。

五稜郭タワー・五稜郭跡・箱館奉行所

レンタカーを借りて…「五稜郭タワー」へ。

入場料を支払い、エレベーターに乗車して頂上へ

「五稜郭公園」を望むと…天気が良くてきれいですね。
春夏秋冬、四季折々の景色を見てみたいですね。

時間帯によっては五稜郭公園に五稜郭タワーが写る…ちょっと面白い絵も。

こちらは、湯の山温泉・函館空港方面。

奥のほうに見えるのは津軽海峡・下北半島。くっきり見えてますね。

こちらは、函館山方向。夜景で有名な山を逆から見るとちょっと変わった形にも見えます。

五稜郭タワー内にはフォトスポットもあります。

つづいては…

五稜郭公園へと向かいます。

お濠にはのんびり鴨が泳いでいたりと…のんびりとした景色も。

五稜郭公園内にある「箱館奉行所」

幕末の開港地「箱館」に置かれた江戸幕府の役所の復元建物。

入館料は500円ですが、館内は再現ゾーン、歴史発見ゾーン、映像シアター、建築復元ゾーンに分かれているようです。

帰路は…9/30までのキハ281の「北斗」もあり…?

キハ281系の「北斗」は、2・5・7・14・16・19号に9/30まで運用中。
帰路に引退迎えるキハ281の「北斗」に乗車してみてはいかがでしょうか。

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