JR東日本の長野県と新潟県の間を走る「飯山線」。ここ飯山線は信濃川沿いをのんびりと走ります。そんな飯山線にて運転されている観光列車「おいこっと」をご紹介します。
「おいこっと」とは…?
「おいこっと」の愛称の由来は、東京「TOKYO」の真反対の場所に位置する飯山線をローマ字表記を逆読みし、「OYKOT」とし「おいこっと」となったようです。
また、キャッチコピーに「いいかわ、いいそら、いいやません。」が用いられています。
車内は、田舎のおばあちゃんの家に帰ってきたようなどこか懐かしさや温かみを感じるようになっています。
「おいこっと」時刻表
冬季は「おいこっと」を「冬のおいこっと」とし、長野~戸狩野沢温泉間の運行となるときもあります。
「おいこっと」座席表
快速「おいこっと」は、運転日により1両で運転する日もあります。
側面行先表示器
側面行先表示器はLED式が採用されていますが、「おいこっと」用の専用の方向幕は装備されていないようで「快速」の単体表示です。
車内
ロングシートとボックスシートが広がるセミクロスシートで、十日町方はロングシートを配置。
「おいこっと」以外にも通常の普通列車としても運転されることもあるので、優先席のモケットもあります。
肘置き部にインアーム式テーブルが装備されており、テーブルが不要なときはしまうこともできます。
こちらは、長野方から見た車内。トイレが設置されています。
トイレすぐそば十日町方は座席はなくチラシなどのPRコーナーとして使用されています。
箱になっているので、、車内販売品や備品なども入れていたりするんでしょうか。
ボックスシートが設置されている区間です。
写真向かって左側が4人掛け、右側の信濃川側が2人掛けになっており、各ボックス席にはテーブルも装備。
シートピッチは改造前と変わりませんが、肘置き部が木製など「おいこっと」用の内装に。
どこかモケット柄がおばあちゃんの家にありそうな…そんな気もしますね。
ボックス席には、「おいこっと」運用時のみ出されるテーブルがあります。
通常運用時には壁面に仕舞えるように設計されています。
信濃川側になる2人掛け席は青系のモケットが採用されています。
4人掛け席同様、壁面にテーブルを仕舞えるようになっています。
ボックスシートとロングシートの境目部には「おいこっと」のロゴが。
天井に1か所、映像などを放映できるようモニターも装備されています。。。
(いまどき、4:3のタイプなんてあるんですね。)
トイレは、リニューアルされ洋式トイレに。
ウォシュレットやウォームレットの装備はありませんが、木目調の壁面もあり清潔感ありますね。
おむつ替え台も用意されており、子供連れにも安心。
一般列車での運行時は、、ちょっと豪華にも感じますね。
トイレの向かい側には、アルコール消毒液と乗車記念スタンプのコーナーも。
車内には、「おいこっと」の説明も掲出されています。
運転台
気動車らしさを感じさせない、2ハンドルタイプの運転席です。
車内販売メニュー・記念撮影ボード
「おいこっと」では、専属のアテンダントが乗務し、車内販売の実施や記念撮影のお手伝いなどをしてくれます。
JR東日本 のってたのしい列車ポータル:「おいこっと」公式サイト
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