JR東日本の神奈川エリア、橋本~茅ヶ崎間を結ぶ「相模線」。その相模線の電化開業となった1991年3月16日より運用を開始、以来約30年に渡り活躍を続けてきた205系500番台をご紹介します。
205系電車とは
205系電車は、103系に代わる省エネルギー車両として国鉄末期の1985年に登場。相模線用の500番台は、電化開業の1991年3月16日より運用を開始されています。
相模線用の500番台は線内に踏切が多いこともあり登場時よりスカート(補助排障器)を装備され、さらに従来の205系とは「新しいイメージ」のため前面デザインが大きく改良されています。
車外行先表示機
車外行先表示機は、字幕式が採用されています。なお、中央本線の駅名も収録されているようです。
車内
車内はすべてロングシート。またモケット改良後の205系の雰囲気そのまま残されています。
座席間のスタンションポールもありません。また、南武線や武蔵野線、横浜線の205系では袖仕切り部にアクリルプレートが備えられていましたが、相模線用の205系には装備されていません。
車端部は3人掛けで、優先席では座席モケット柄が変えられています。
運転台
211系などでも採用されている、運転台です。運転支援装置等も備え付けられています。
相模線の205系は終焉間近
現在205系500番台はE131系に置き換えが進められています。
相模線の205系500番台に乗車できる機会は残りわずかとなっています。