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2021年の5月29日と30日の土日を利用し、「美食」「美酒」「美景」と列車旅をテーマに、感染症対策を施したうえで、新潟・長野方面へ行ってきました。その模様の後編をご紹介します。
- 宿泊したのは「スーパーホテル上越妙高駅西口」
- 2日目は上越妙高駅より「越乃Shu*Kura」に乗車
- 上越妙高駅ではJR東日本職員によるお見送りで発車
- 列車は海に近い駅「青海川」に到着
- 越乃Shu*Kuraでのおもてなし
- 長岡ではフォロワーさんと一瞬の出会い
- 列車は長岡から南下し、終点の十日町へ
- 次の列車までの待ち時間の合間に、撮影をします。
- 隣のまつだい駅は、北越急行発祥の地。ここで撮影します。
- 十日町駅からは、日本の原風景をのんびり走る観光列車に乗ります。
- 日本最高積雪地点「森宮野原駅」に到着
- 信濃川沿いをのんびり走り、「戸狩野沢温泉駅」へ
- のんびりした景色が続き…北陸新幹線との接続駅「飯山」
- 飯山駅を発車。飯山線の旅はラストスパート
- 終点の長野駅に到着
- 同行していたフォロワーさんと別れ、帰路につきます。。
宿泊したのは「スーパーホテル上越妙高駅西口」
前日より宿泊していた「スーパーホテル上越妙高駅西口」は、無料の健康朝食のほか、天然温泉もあり快適に過ごすことができる最高なホテル。
また、上越妙高駅にて宿泊する機会があれば泊まろうかな…そんなホテルでした。
「スーパーホテル上越妙高駅西口」について、詳しくは下記よりご覧ください。
2日目は上越妙高駅より「越乃Shu*Kura」に乗車
「Shu*Kura」と表示された、快速「越乃Shu*Kura」に乗車します。
快速「越乃Shu*Kura」は、直江津側より9:33頃に入線します。(この日は不安定な天候でした)
大きなロゴが描かれていますが、この「越乃Shu*Kura」は、「越乃」=新潟県の旧国名「越後国」、「Shu」=酒、「Kura」=蔵、*(アスタリスク)=米と雪・花を列車名に表しています。
車両情報については下記よりご覧ください。
今回は、1号車の「びゅう旅行商品限定車両」に乗車します。
上越妙高駅ではJR東日本職員によるお見送りで発車
在来線は「えちごトキめき鉄道」の駅とはいえ、元の運行はJR東日本が行っているからか、JR東日本の職員によるお見送りを受けて発車します。
発車後、アテンダントより記念の「おちょこ」、コースター、QRコードを読み込むことで閲覧できる映像による「越乃Shu*Kura」の車両と料理の解説、おしながきが配られました。
乗車時は、「春のおしながき」ということで、新潟上越市と妙高市で採られたものが使用されています。
田園風景は、やっぱり田舎らしさを感じ取れていいですよね。
直江津駅発車後には、「直江津D51レールパーク」がちらっと。
行きたいんですよね、、、
犀潟発車後は北越急行ほくほく線の線路が離れていきます…。
さて、お食事はというと、、、最初にウェルカムドリンクとして、「発泡性清酒 朝日山 ノムネ(朝日酒造)」が提供されます。
お食事は、
●新潟野菜のピクルス
●春キャベツのふき味噌メンチ
●桜めし
●帆立とわさびクリームチーズの焼き春巻き
◆水ようかん
左奥の升には、「鶴齢純米大吟醸(青木酒造)」が注がれます。
さらに水色の瓶は、「越乃Shu*Kura オリジナル大吟醸酒(180mlボトル)」がついていて、計約3杯も頂けます。
「鶴齢純米大吟醸(青木酒造)」が中のおちょこ、そして升にまで注がれます。かなり量ありますよね。。
手前緑の小鉢には、笹川流れ周辺で採れた塩をお酒と一緒に頂くことでよりおいしくなるのだとか。
写真を撮っているうちに海沿いの景色が広がってきました。
穏やかな日本海が望めます。のんびりした景色とおいしい料理。最高そのものですね。
同行したフォロワーさんは食事のあとにホットコーヒーと雪国ドーナツを購入されてました。
お酒飲めない方には、最後にクッキーも配られます。
列車は海に近い駅「青海川」に到着
見てください…!この海の近さ。
「越乃Shu*Kura」各停車駅には駅名板とは別に専用の駅名表示モニュメントが置かれています。
反対側ホームからはこのような雰囲気で撮影することができます。
遠くから、駅名板を絡めても撮影。
越乃Shu*Kuraでのおもてなし
おもてなしとして、特別純米の「大洋盛」というお酒を小さいコップに入れられて配られています。
長岡ではフォロワーさんと一瞬の出会い
海を離れ、のんびりした風景を進みます。が、天気がまた微妙に。
「越乃Shu*Kura」のハイライトの青海川駅が晴れただけで救いでした。
列車は長岡駅で5分停車。ここで新潟行きの「柳都Shu*Kura」以外は進行方向が変わります。
新潟のフォロワーさんと連絡をしていて、まさかまさかのお会いすることに。
5分という短い時間でしたが、フォロワーの「ゆっきー」さん、ありがとうございました♪
列車は長岡から南下し、終点の十日町へ
長岡から上越線を走り越後川口からは、信濃川沿いを走る飯山線へ。
天気は曇りつつも雨降らないだけマシな状態。
快速「越乃Shu*Kura」は、十日町駅に到着しました。
十日町駅は、「のってたのしい列車」しかいない状態に。
次の列車までの待ち時間の合間に、撮影をします。
同行しているフォロワーの「マサテツ」さんと一旦別れ、北越急行に乗り込みます。
北越急行は、特急「はくたか」が走行しているときに使用されている通過線はいまや使用しておらず、さらには信号機も使用停止の状態に。
線路も色が変わっちゃってますね。。
隣のまつだい駅は、北越急行発祥の地。ここで撮影します。
道の駅に併設された「まつだい駅」は、北越急行ほくほく線の発祥の地だそうです。
「スノーラビット」の石碑が置いてあったりします。
特急「はくたか」の歩みとして紹介もされています。
道の駅内には、大きな681系の模型まで。
スノーラビットが愛されていた証ですね。
時間の都合上、上下各1本のみしか撮影できませんでしたが、、、
ちょうどやってきた「ゆめぞら号」。トンネルの多さを逆手に取り、日曜日のみ車内でプラネタリウムの放映をする、、、そんな列車です。
撮影後十日町駅へ帰りますが、、やってきたのは「超快速 スノーラビット」。
停車駅を絞った速達タイプの列車ですが、ここ「まつだい駅」にも停車する便が設定されています。
十日町駅からは、日本の原風景をのんびり走る観光列車に乗ります。
十日町駅に帰ってきました。
のんびりしていたら、往路で乗車していた快速「越乃Shu*Kura」が発車していきました。
十日町駅からはこの快速「おいこっと」に乗車します。
車内は、田舎のおばあちゃん家をイメージしたような雰囲気に。
どこか落ち着く色合いですよね。
車内にて同行しているフォロワーさんとちょっとふざけた写真も。
「おいこっと」の詳しい情報、説明は下記よりご覧ください。
十日町駅の駅の方よりお見送りを受けて、1両の観光快速「おいこっと」は十日町駅を発車します。
のんびりとした景色と、どこか田舎のおばあちゃんの家の雰囲気が漂う、これぞ「日本の原風景」を列車で楽しんでいる…そんな気がしますね。
十日町駅を発車してしばらくすると、アテンダントさんより乗車記念の「しおり」を頂きました。
このご時世にしおりなんて、なかなか珍しいですが、手製の和紙でできており雰囲気抜群。
車内販売メニューも配られました。
ここでこの日初めてのビール。この日はこれきり飲みませんでした。だいたいキリンは一番搾りが多い中で「キリンラガービール」なんて珍しいですよね。
飯山線はのんびりとした景色がずーっと続きます。
日本最高積雪地点「森宮野原駅」に到着
森宮野原駅はのんびりとした雰囲気。。
でも、ここは…
日本最高積雪…北海道ではないのか…?と思っちゃいますが、昭和22年2月12日に7.85mを記録したそうです。
7.85mって、汽車を上に積み重ねても届かない…高いですね。。
森宮野原駅は立派な木造駅舎。交流館にもなってるようです。
交流館を兼ねてる駅舎内は、食堂もあり食事もできるようです。
信濃川沿いをのんびり走り、「戸狩野沢温泉駅」へ
天候が微妙ななか、信濃川沿いをさらに進みます。
飯山線には、戸狩野沢温泉駅止まりの列車も設定されるなどの、ちょっとした分界点の駅。
野沢と聞くと、「野沢菜」を思い出したりもしますよね。
ここ、戸狩野沢温泉駅は「野沢温泉道祖神」が祀られています。
快速「おいこっと」はちょっとの間停車しますが、、、周辺には何もありません。。。
のんびりした景色が続き…北陸新幹線との接続駅「飯山」
パソコンなどでも有名で、北陸新幹線との接続駅、飯山では約20分停車します。
ここで、北陸新幹線に乗り換えて東京へ…と言いたいところですが、北陸新幹線の飯山駅停車列車はちょうど2時間に1本のサイクルで、長野まで「おいこっと」で向かっても変わりません。
なので、停車時間を利用して少しだけ散策します。
飯山駅は、北陸新幹線開業により少しだけ賑わった駅。
いまや閑古鳥が鳴いていますが…。
駅構内には、「NKマート」という、地域のものを販売している場所も。
新型コロナウイルスの影響か営業時間外でした。
こちらは「おいこっとまるしぇ」。ご覧の通りなにもやっていませんが、往路では物販などもあるようです。
1階には、アクティビティセンターや
NewDaysの脇に「駅ナカ酒場」も。ビールやうどん、串やカツが頂けるみたいです。
中2階には、おしゃれなカフェも
タルトなども取り扱っているみたいです。
パノラマテラスからは、飯山の景色を見ることができます。
吹き抜けな構造が気持ちいいですよね。
ホームに停車している「おいこっと」。1両編成だと可愛く見えますね。
飯山駅を発車。飯山線の旅はラストスパート
ずっと田舎の景色が広がっていますが、、のんびりまったり意外と飽きが来なかったりします。
特に車内でサービスとかあるわけではないんですが、のんびりいつもと違う、時間に追われない過ごし方でした。
長野駅に到着前、長野総合車両センターからは廃車待ちや改造待ちの車両が。。。
横須賀線や185系などはもう帰らぬ旅ですからね。。。
終点の長野駅に到着
「おいこっと」の旅は、終わってみればあっという間。のんびりまったりとした、時間に追われないのんびりした時間が過ぎていきました。。。。
名古屋行の特急「しなの24号」は到着後すぐに発車するので、、実質乗り継ぎは厳しかったり。。。
同行していたフォロワーさんと別れ、帰路につきます。。
楽しかった1泊2日の旅はあっという間。
中央西線方面に帰られるフォロワーさんに見送られ、新幹線ホームへ。
観光列車だらけの旅でも、タイトル通り「美食」・「美酒」・「美景」を楽しむことができました。
天候が不安定でちょっと心配だったところも、景色のいいところだけは晴れてくれてなんとか助かったり楽しませていただきました。
また、、こんな旅が出来たらいいなぁ…って思いますね。
帰路は、「はくたか572号」で。車内メロディが「北陸ロマン」だったのでW7系ですかね。。
最後の最後もまぁラッキーな旅でした。
そして、長い長い記事を最後までお読みいただきましてありがとうございました!