JR東日本内の中央線・青梅線内で運用されていた209系1000番台をご紹介いたします。
中央線の209系とは
中央線・青梅線で活躍していた209系1000番台は、かつて常磐緩行線・地下鉄千代田線直通用車両として、1999年12月4日より運用を開始。2018年3月まで同線で活躍したのち、中央線のグリーン車導入に伴う予備車確保のため、2019年3月のダイヤ改正より中央線で運用を開始しました。
その後、中央線の12両化・予備車に目途がついたのか、TASC等といった導入のタイミングで、2024年9月10日現在運用を離脱している模様です。
外観
中央線の橙帯を纏って運用する209系1000番台。
3色LED式の車外行先表示機を装備しています。
車内
ドア間7人掛けの座席で、
先頭車運転台背後のドア間のみ6人掛けになっています。
モケット柄は、209系やE231系などと同等の柄。
一部車両車端部には車いす・ベビーカースペースも設けられています。
ドア上には、他の209系やE217系などで採用されているLED式情報表示装置が装備されています。
運転台
運転台は左手ワンハンドルマスコンタイプで、計器類はアナログ式が採用されています。
中央線用の209系1000番台の今後の去就に注目
209系1000番台中央線用の車両は、前述のとおり現在運用を離脱している模様。今後イベント列車として活躍したのち、さらなる道が用意されているのか、帰らぬ旅に出るのか…。今後の去就に注目ですね。